オプスキンズ、ゲーム内アイテム取引の分散型プラットフォーム開設を発表…ブロックチェーン上で安全にアイテム取引が可能に

ゲーム内アイテムを売買するサイトで世界首位に立つオプスキンズ(OPSkins)は、9月12日、バーチャルアイテム取引の分散型プラットフォームであるワールドワイド・アセット・エクスチェンジ(Worldwide Asset eXchange、WAX)を設立すると発表した。2017年10月中旬からトークンの販売開始を予定しており、 さらなる詳細情報は9月中に発表する予定。 

WAXは、販売代理業者、アイテムのエスクロー信託、アプレイザー、アフィリエイト、買い手、売り手など、あらゆる売買参加者にアイテムの取引や支払い、決済などのサービスを迅速かつ安全に提供する分散型プラットフォーム。WAXの開発により、 オプスキンズは4億人以上のオンラインゲーマーにブロックチェーン上で安全にバーチャルアイテム取引を行う場を提供することで、低い手数料で透明性の高い取引を頻繁に行えるようになる、としている。オプスキンズと同様、 ハードウエアやセキュリティインフラ、 支払い処理に費用をかけずとも、 ゲーマーはWAXを用いて、 各自でアイテムの取引を行うことが可能となるそうだ。 


オプスキンズ最高経営責任者であるウィリアム・キグリー氏のコメント
「現存のバーチャルアイテム取引は、 世界中に分散された数多くのプラットフォームにて行われているため、 需要と供給のバランスが崩れていました。 WAXという、 世界中の誰もが利用できるバーチャルアイテム取引プラットフォームを展開し、 リアルタイムで全ての出展アイテムのカタログを提供することにより、 このような状況を打開することができます。 信頼性の高い、 低コストの決済ネットワークを有する当プラットフォームによって、 適正価格の形成や市場の流動性および成長を大幅に改善することが可能となります。 」


WAXの安全性の高い自動取引用のスマートトークンの設計には、 オプスキンズ創始者の20年間に渡る数十億ものバーチャルアイテム取引の経験が凝縮されているとのこと。WAXのプラットフォームによって、 世界中の買い手および売り手は、 現在の委託ベースの市場で起こりがちな数多くの金銭トラブルを排除することができる。WAXトークンは、 ゲーム内アイテムの入手や支払いに使えるストアードバリューおよびスマートコントラクトとしての役割を持ち、バーチャルアイテムの安全で効率的な売買や取引を保証するという。