​LINE、ライブ配信サービス「LINE LIVE」にインストリーム広告「LIVE Video Ads」を導入

LINE<3938>は、ライブ配信サービス「LINE LIVE(ラインライブ)」において、9月25日よりインストリーム広告「LIVE Video Ads」を導入したことを発表した。

「LINE LIVE」は、誰でも簡単にライブ動画を配信できる手軽さや、視聴者と配信者が双方向でコミュニケーションできる点などが評価され、主に若年層ユーザーからの高い支持を得ている。また、「LINE LIVE」は独自の番組制作や縦型の画面を活かしたミュージックライブ、スマートフォンならではの演出をしたミュージックビデオなど新しい領域にもチャレンジし、視聴者に楽しんでもらえるコンテンツ制作を継続的に行うことで、現在の月間利用者数は2,800万人を突破(2017年7月実績)している。

また、昨年より「CLOSING THE DISTANCE」をコーポレートミッションとし、人と人、情報・コンテンツ、サービスなどのあらゆるものが、オンライン/オフライン問わず、いつでも、どこでも、最適な距離でシームレスに繋がっていく、「LINE」を入り口として生活の全てが完結する「スマートポータル」を推し進めている。このコーポレートミッションを実現する上で、LINEの次の5年に向け「コミュニケーションファースト」を軸に「Videolized」(動画フォーカス)をビジョンの一つに掲げ、その一環として「LIVE Video Ads」の展開に至ったという。

「LIVE Video Ads」は、広告主のブランディングや認知度のさらなる向上を実現する、より動的でリッチな表現が可能な動画広告メニュー。Pre-rollでは、「LINE LIVE」のライブ動画・アーカイブ動画の視聴開始前に動画広告が自動再生され、映像をクリックすることで外部サイトへの誘導が可能だ。スマートフォンならではの多彩なクリエイティブにより、より高い訴求を実現できる。また、コミュニケーションアプリ「LINE」で視聴を楽しむユーザーへも「LINE LIVE」プレイヤーによりアプローチできる。一方、問題のあるコンテンツは、配信者の配信内容を判断し削除などの対応をしたり、過度な誹謗中傷コメントについても監視、ユーザーからの通報を受け付ける機能によって広告主・ユーザーをサポートする。
 

「LIVE Video Ads」の収益は配信者に対して還元される。これにより、配信者への広告掲載インセンティブなどの還元を行うことでさらなる配信コンテンツのクオリティ向上を促すことが可能になり、視聴者の配信コンテンツに対する満足度向上が見込めるとともに、広告主のブランディングや認知度の向上を実現できる機会創出に対しても良い循環が回る“エコシステム”の創造を目指すとしている。
 
また、今回のPre-rollをはじめ、配信者がLIVE配信中に好きなタイミングで動画広告を挿入できる機能を持つMid-rollや、配信コンテンツと横並びに広告を掲出できるIn-feed、最適な広告表示が可能なプログラマティック広告から特定の配信にのみ表示するリザベーション広告まで、様々な広告メニューの導入を検討している。
 


LINE株式会社
http://linecorp.com/

会社情報

会社名
LINE株式会社
設立
2019年12月
代表者
代表取締役社長 出澤 剛/代表取締役 慎 ジュンホ
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