カヤック、アニメ「宝石の国」のオープニングアニメーションの企画・制作を担当

カヤック<3904>は、10月7日よりTOKYO MX、 MBS、 BS11、 AT-Xで放送が始まったアニメ「宝石の国」のオープニングアニメーションの企画・制作を担当したことを明らかにした。同社クリエイティブ・ディレクターの天野清之氏が参加したとのこと。

累計発行部数140万部突破の大人気コミック「宝石の国」を原作とするアニメ―ション作品。メインスタッフは、 監督に京極尚彦氏（『ラブライブ！』『GATE自衛隊 彼の地にて、 斯く戦えり 』）、シリーズ構成に大野敏哉氏（『青の祓魔師 京都不浄王篇』）、キャラクターデザインに西田亜沙子氏（『ラブライブ！』）を起用。

アニメ制作は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』や『劇場版 マクロスF』のCGパートを手掛けたオレンジが担当している。 美しい宝石たちの煌きや、 月人との独創的でダイナミックなバトルアクションシーンなど、 3DCGで眩い世界観を表現している。

オープニングアニメは、作中で表現される宝石たちの欠損や再構築を、幾何学的デザインとアニメで表現。 宝石が砕け再構築される動きや、螺旋を描くアニメには、プログラムを利用して機械的に作ることで、 作中の未来的な無機質さを演出。ベルヌーイの螺旋の方程式（r=ae^b&theta;）の軌跡を描くようにフォスの落下のアニメーションが作られている。
 

鉱物や植物に存在するパターンであるボロノイ分割や螺旋を構成する方程式を基にデザインコンセプトを設定。 宝石の欠片が分裂し次のシーンを形成するように、 パラメトリックに展開するアニメーションが表現されている。