【ゲーム株概況(10/10)】『ドッカンバトル』と『エムステ』が急上昇のアカツキが大幅続伸 引け後に決算発表を控えたトーセは警戒感から売られる

3連休明けとなる10月10日の東京株式市場では、日経平均株価は6日続伸し、前日132.80円高の2万823.51円で取引を終えた。22日投開票の衆院選で野党の伸び悩み、与党の優勢とみる向きが強まったことで、国内景気の拡大を期待する買いが広がった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アカツキ<3932>が大幅続伸した。アカツキは、開発を手掛ける『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』と『アイドルマスター SideM LIVE ON ST@GE!』(『エムステ』)がともにApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)で急上昇したことなどが市場から好感されたようだ。また、11月13日に発表を控える第2四半期決算への期待感もその評価の底流にあるもよう。

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ほか、ミクシィ<2121>やグリー<3632>など主力株の一角が買われ、KLab<3656>やアクセルマーク<3624>などもしっかり。

半面、サイバーステップ<3810>が3日続落となり、アエリア<3758>やトーセ<4728>も売られた。トーセはこの日の大引け後に2017年8月期の決算発表を控えていたことで、その警戒感から売られる格好となったようだ。

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■関連銘柄
株式会社アカツキ
http://aktsk.jp/

会社情報

会社名
株式会社アカツキ
設立
2010年6月
代表者
代表取締役CEO 香田 哲朗
決算期
3月
直近業績
売上高243億3600万円、営業利益57億円、経常利益52億700万円、最終利益13億4200万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3932
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