17年7-9月決算、グリーに関するスマホアプリ&ソーシャルゲーム決算記事

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【グリー決算説明会】新作が本格寄与し大幅増収も広告宣伝や売上構成の変化で利益伸び悩む 海外展開や新作など「次」への取り組みも着々

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グリー<3632>は、10月27日、第1四半期の決算発表を行うとともに、同日、グリー本社でアナリスト・機関投資家・メディア向けの決算説明会を開催した。同日発表した2017年6月期の第1四半期(6~9月)の連結決算は、売上高216億円(前年同期比45.0%増)、営業利益27億円(同5.9%増)、経常利益30億円(同17.2%増)、最終利益19億円(同82.4%減)となった。

また、前四半期との比較(QonQ)をみると、売上高が前四半期比23.8%増、営業利益が同2.9%増、経常利益が同1.7%増、最終利益が同40.6%増と増収増益での着地となった。引き続き売上高が大きく伸びる一方、営業利益の伸び幅はやや低めとなった。広告宣伝費を増やしたことや、ネイティブアプリの比率上昇に伴い、支払い手数料などが伸びたためだ。
 


決算説明会に臨んだ田中良和社長(写真)は、開発タイトルの運営を本格的に行い売上を大きく伸ばすと同時に、「次」に向けた展開を行うことができたと総括した。『アナザーエデン』や『シノアリス』など、前四半期のリリースしたヒットタイトルの運用を強化する一方、第2四半期中に新規タイトル1本をリリースし、新作5本の開発を行いつつ、既存タイトルの海外市場への展開に向けて有力パートナーと提携した。


 
■前四半期の振り返り

まず、前四半期(4~6月)から振り返ろう。売上高が前四半期比で33.5%増の192億円と大きく伸びた。この四半期にリリースした『アナザーエデン』と『シノアリス』中心にネイティブアプリが好調に推移し、コイン消費が大きく伸びたことによる。国内ネイティブゲームのコイン消費は85%増の100億コインと大幅増となった。コイン消費全体に占めるネイティブアプリの比率は50%を超え、グリー全体のコイン消費も16%増の215億コインとプラスに転じた。
 


売上の増加に伴い、営業利益も伸びたものの、同8.6%増の24億円にとどまった。リリースしたヒットタイトルへの広告宣伝費を増やしたことに加え、AppleとGoogleなどプラットフォームに支払う手数料やIPホルダーへのレベニューシェアなどの支払い、6月期末に伴い期末賞与が発生したことなどが増益幅を抑えた。
 


 
■コイン消費伸長も広告宣伝やプロダクトミックスの変化の影響受ける

さて、今回発表となった第1四半期を見ていくと、売上高は、同23.8%増の216億円だった。『アナザーエデン』や『シノアリス』『戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED』『ダンまち~メモリア・フレーゼ~(ダンメモ)』など、前四半期にリリースしたタイトル群がこの四半期から本格的に業績に寄与するようになった。コイン消費が同26%増の126億コインと大きく伸びたという。大型アップデートやコラボ、テレビCMなどの各種施策が売上の拡大につながったとのこと。
 


ただし、営業利益については、同2.9%増の27億円にとどまった。売上に対して伸び悩んだのはゲーム・ノンゲームともに積極的にプロモーションを行ったため。広告宣伝費で5億円強の増加となった。さらに支払手数料等の増加も最も大きな要因だ。QonQで19億円の増加となった。採算性の高いブラウザゲームのコイン消費が落ちる一方で、アプリストアや版権元への支払いなどが増えたことが利益の伸びを抑えることになった。
 


 
■第2四半期は「一旦落ち着く時期」

続く第2四半期(2017年10~12月)の業績見通しについては、売上高189億円(前四半期比12.5%減)、営業利益18億円(同33.3%減)、経常利益18億円(同40%減)、最終利益11億円(同42.1%減)と大幅な減収減益予想とした。前四半期にリリースしたタイトルのコイン消費については「いったん落ち着く見通し」(秋山仁氏)。費用面では、第1四半期ほどではないが、成長分野へのプロモーションなど先行投資を行うことも一因となる。
 


同社では、リリースタイトルの成長イメージについては、IPタイトルのためリリース初期は大きく盛り上がるが、その後、「一旦の落ち着き」を経て、運用強化や海外展開を通じて再度伸ばしていくイメージを持っているそうだ。第2四半期は、その「一旦の落ち着き」の期間にあたる。その後、運営強化で再度伸ばしつつ、海外展開も行うことで、タイトルの売上を一段と伸ばしていく考え。『ダンメモ』や『シノアリス』は海外展開に向けたパートナー開拓も行った。
 


なお、今期のパイプラインは6本となっている。そのうち、上期中に予定していた他社有力IPタイトルはすでにリリースした。10月1日にリリースした『AKB48ステージファイター2』がそれに該当するものとみられる。下期においては、アイディアファクトリーとの共同タイトル『ライブラリークロスインフィニット』、そして、『ぷちぐるラブライブ!』など他社有力IPが4本予定しているとのこと。前述のように既存タイトルの海外展開も同時に進めているという。
 
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企業情報(グリー株式会社)

会社名 グリー株式会社
URL http://www.gree.co.jp/
設立 2004年12月
代表者 田中良和
決算期 6月
直近業績 売上高924億5600万円、営業利益202億3300万円、経常利益250億900万円、当期純損益103億2200万円の赤字(2015年6月期)
上場区分 東証一部
証券コード 3632

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