【ゲーム株概況(11/10)】軟地合い下でケイブやアエリアが買われる 『DQライバルズ』好調持続でトーセも高い 決算通過のオルトプラスやKLabが大幅安

11月10日の東京株式市場では、日経平均株価は3日続落となり、前日比187.29円安の2万2681.42円で取引を終えた。サウジアラビアとイランの対立激化による中東の地政学リスクの高まりなどを嫌気し、朝方から売り物が先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ケイブ<3760>やアエリア<3758>が軟地合いの中で買われた。アエリアは、来週11月14日に第3四半期決算の発表を予定しているが、第2四半期までの実績を踏まえ、好決算発表を期待した先回りが入っている部分があるようだ。

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また、『ドラゴンクエストライバルズ』の好調が続くトーセ<4728>のほか、この日の大引け後に決算発表を予定していた日本一ソフトウェア<3851>やガーラ<4777>も買われた。

半面、コロプラ<3668>が大幅続落となり、前日11月9日に決算発表を行ったオルトプラス<3672>やKLab<3656>も大幅安した。

周辺株では、前日に2018年3月期の連結業績予想の下方修正を発表したフリュー<6238>の下げがきつい。


■関連銘柄
株式会社アエリア
http://www.aeria.jp/

会社情報

会社名
株式会社アエリア
設立
2002年10月
代表者
代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
決算期
12月
直近業績
売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3758
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