SNK、17年7月期の最終利益は31億円と大幅黒字転換 売上高33%増、営業利益27%増と業況拡大続く

SNKは、この日(11月14日)、第16期(2017年7月期)の決算公告を『官報』に掲載し、売上高42億8100万円(前の期比33.7%増)、営業利益19億0700万円(同27.3%増)、経常利益19億8600万円(同50.8%増)、最終利益31億0500万円(前期5億5800万円の赤字)と増収増益、最終黒字に転換した。

同社は、コンシューマ用ゲームソフトの開発、販売のほか、スマートフォンアプリの開発、販売を行っており、2015年8月に中国Ledo Millennium(37Games)の傘下に入った。同年10月にパチンコ・パチスロ関連の事業から撤退し、2016年2月より受託開発やサブライセンス事業も展開している。

スマートフォンアプリに関しては、『キミはヒーロー』や『メタルスラッグアタック』『メタルスラッグ ディフェンス』などを提供しているほか、ライセンス提供している『THE KING OF FIGHTERS ’98 ULTIMATE MATCH Online(中国名:拳皇98终极之战OL)』が中華圏や日本国内でヒットしている。

最終利益については、前期にあった特別損失21億円が計上されなかった一方、今期は特別利益10億円が計上されたことによる。

 
株式会社SNK
https://www.snk-corp.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社SNK
設立
2001年8月
代表者
葛 志輝
決算期
7月
上場区分
KOSDAQ
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