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【イベント】ファリアー、ゲーム開発の学校対抗戦『駿馬 Dev Battle』を立命館大学にて開催…これまでにない団体戦形式のコンテストをレポート

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ファリアーは、9月11日に、立命館大学において、学校対抗の開発コンテスト『第1回 駿馬 Dev Battle』を開催した。「駿馬(しゅんめ)」とは、全国からゲーム業界を目指す学生に向けたイベントの総称であり、今回はそこでの学びを活かしたゲーム開発の学校チーム対抗戦となる。ゲームコンテストは各所で開催しているが、団体対抗戦となると、初の試みではないだろうか。本稿では、その模様をレポートする。
 

◼︎異なる部門による団体ゲームコンテスト「駿馬Dev Battle」


「駿馬 Dev Battle」は、3つの部門からなるチーム対抗戦となる。部門ごとに異なるお題で勝負をし、獲得ポイントの高い学校(団体)が優勝を勝ち取るという内容だ。今回の参加団体は、立命館大学と和歌山大学のゲーム開発サークル2団体。レギュレーションは以下となる。


それぞれの部門に誰をアサインするかは学校(団体)が自由に編成可能となる。チームをたくさん作り、最終審査時にどのチームで戦うかを決めることも可能であり、人数が多い団体も全員が参加可能となっている。

各部門ではそれぞれ評価される点が異なる。例えば、企画部門においては企画書のみでのプレゼンも可能となり、プランナーのみのチームで競うことが可能となっている。他にもエンジニアしかいないチームでの参加することもでき、それぞれの団体の特色が、作戦に大きく影響することになる。

今回は、オリジナルカジュアルゲーム部門のテーマは、「はねる」。企画+プロト部門のテーマは、「戦わないRPG」。目コピー部門は、既存のゲームを1つ取り上げ実施された。

▲開会の挨拶を終え、学生のプレゼンがスタート。
 「はねる」を「敵を車ではねる」というテーマにて開発された「MAD CRASH」のプレゼン模様。
 
作品を評価する審査員には、ファリアー代表取締役の馬場保仁氏に加え、文筆家・ゲーム作家の山本貴光氏をゲスト審査員に迎え、記念すべき第一回が立命館大学・琵琶湖草津キャンパスにて開催された。
 

◆審査員プロフィール


山本 貴光(やまもと たかみつ)
文筆家、ゲーム作家
コーエーでのゲーム開発を経てフリーランス。モブキャストとプロ契約中。専門学校や大学での教育にも携わる。主著に『「百学連環」を読む』、『文体の科学』、『脳がわかれば心がわかるか』(吉川浩満との共著)など。翻訳書にサレン&ジマーマン『ルールズ・オブ・プレイ――ゲームデザインの基礎』ほか。
 
 

馬場 保仁(ばばやすひと)
株式会社ファリアー 代表取締役
1997年 
セガ・エンタープライゼス( 現セガゲームス )入社
家庭用ゲームの開発に従事。「プロ野球チームをつくろう!」などのプロデューサー、ディレクターを歴任

2012年 
ディー・エヌ・エー 入社
スマホアプリのエグゼクティヴプロデューサー、開発部長を歴任。人事も兼任して、イベント「HEAT」「座・芸夢」などを企画、運営

2016年 
株式会社ファリアー創業
「駿馬~ゲームクリエイター育成講座~」イベントを企画、運営。
本サイト上にて「ゲーム業界 活人研」を連載中。著書に「ゲームの教科書」(筑摩書房:ちくまプリマー新書)がある。
 

◼︎龍虎相搏つ団体戦開始 初代 駿馬Dev Battleのチャンピオンは…

 
目コピー部門では、あるレトロゲームを目コピー(観察による模倣制作)するという、一見シンプルで奥の深いお題。プレイヤーの挙動や敵キャラクター挙動やAIからインターフェイスデザインまで、再現することはもちろん、異なるデバイスだからこその難しさも加わり、難易度の高いものとなった。審査結果は、和歌山大学に軍配が上がり、1ポイントリードした。
 
▲目コピー部門勝利チーム
 
続く企画部門は、「戦わないRPG」というお題で、企画とプロトタイプまでの開発。「戦わない」というテーマを、それぞれのチームがいかに昇華させるかが楽しみなこの部門。両チーム共にテーマの深掘りに苦戦しながらも、それぞれの特色が出る作品となった。


審査結果は、目コピー部門に続き、和歌山大学の勝利となった。1ポイントを獲得し、2ポイントとなった。オリジナルカジュアルゲーム部門は勝者に2ポイントなので、ここで和歌山大学の負けはなくなり、いよいよ総合優勝が決定する。
 
▲企画部門勝利チーム
 
カジュアルゲーム部門は、「はねる」をテーマにしたカジュアルゲーム開発。1か月という短期間の開発で、しっかり遊べるものを作ってきた両チーム。甲乙つけがたい内容に、審査員が出した答えは「引き分け」となった。


▲オリジナルカジュアルゲーム部門勝利チーム

 
各校1ポイントずつ獲得し、和歌山大学3ポイント、立命館大学1ポイント。総合優勝は和歌山大学のチームが初代 駿馬Dev Battleのチャンピオンに輝いた。


▲総合優勝チーム
 

◼︎チーム開発経験と交流の機会となった「駿馬Dev Battle」


異なる3部門で勝敗を決めるという、これまでにない形式の「駿馬Dev Battle」。各自得意とする部分が異なっているからこそ、その特徴をしっかり活かした戦い方を考えることも、学生にとって良い経験となったようだ。今回の形式では1チーム3人というチーム構成も1Dayのワークショップでは適していた。人数が多すぎることで空中分解の恐れがあるチーム制作活動において、全チーム完成にこぎつけることができていた上に、各メンバーが各々役割を担っていた。
 


▲審査員をはじめ、お互いの作ったゲームをプレイし、交流を深める
 

ゲームは総合エンターテインメントであり、大作を作り上げるにはとても多くの人と時間がかかる。学生時代から大作の開発を経験することは難しいが、今回のイベントのように、要素を分解した部門に分け、最終的なアウトプットまで作り上げる経験を積めるイベントは、ゲームを体系的かつ効果的に学ぶきっかけになるのではないだろうか。

また、職能の偏りで一般的なコンテストに参加できない、特にゲームクリエイター志望の大学生にとっては、新たな機会を得たイベントとも言える。「プランナーにはプランナーの、プログラマにはプログラマのチャレンジがあっても良い」という取り組みのように感じた。

今後も、運用されながらデザイン部門なども創設されていく予定とのこと。これまでに企業にて多くのゲーム開発経験のある馬場氏ならではの発想が垣間見える「駿馬 Dev Battle」。次回の第二回も期待していきたい。



 
 
◆審査を終えての山本氏のコメント

今回の「駿馬 Dev Battle」は、三つのお題からお分かりのように、開発技術だけでなく、観察眼や分析力、発想とその広げ方・深め方を問われるものでした。当日フタを開けてみるまでは、1カ月で果たしてどこまでできるかな、と少し心配もしておりましたが、両チームともしっかり取り組んできた様子が窺えて、プレゼンテーション中も「いいねぇ!」とワクワクするような瞬間が何度かあったのは収穫でした。

スポーツや将棋の試合と似て、それぞれのチームがどういう作戦をとったのかという違いも見えるのも、こうしたコンテストの醍醐味ですね。今回も、互いに相手チームと比べて、自分たちが勝っていると思える点はもちろんのこと、「うわ、そんなやり方があるのか!」と感心するとともに嫉妬するような場面もあったのではないかと思います。この試みがさらに拡大して、やがて全国大会が開かれたりしたら、さぞや面白いだろうなと期待も膨らみます。そう思えたのも、ひとえに今回のバトルで健闘した両チームのおかげです。今後とも、まだ見ぬ楽しさを探してつくっていきましょう。

 
◆審査を終えての馬場氏のコメント

これまでのコンテストは、どうしても制作機会の多い専門学校生のものであることが多かったと思います。ですが、大学生からもゲーム業界を目指す学生はたくさんいる。その中で、なにか一石を投じられないか?と前から思っていたのです。

レギュレーションに対して自分たちでどう挑むのか?を考えるところから自分たちでやってみること、ロボコンじゃないですが、それら作戦を考えて、それにむかって1か月という短期間で、どう開発していくのか?進行管理していくのか?も含めて良き勉強の機会を提供出来たら、そして、就活の材料となる作品と成果をうみだすことの一助とできたら!というのがありました。

まだまだ、始まったばかりの試みですが、これからさらにカスタマイズしていければと思いますし、今期中に2回目を実施し、更に多くのチームに声をかけて盛大に開催したいと思っています!

学校の垣根をこえたチーム編成で挑んできてくれるような学生さんが出てくることも期待しています!今からスポンサーや賞を提供したい企業さんありましたら、ご連絡ください!(笑)また、参加希望の学校・団体さんもご連絡をお待ちしております!審査や形式の都合上、数に制限はかけさせていただきますが、皆様それぞれが活きる取り組みをしていきます!

 
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イベントに関するお問い合わせ:info@farrier.jp
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会社名 株式会社ファリアー
URL http://farrier.jp/
設立
代表者 馬場保仁
決算期
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