【ゲーム株概況(11/24)】「ポケモン」関連ソフトの世界累計3億本出荷を材料に任天堂が高値引け エディアは新作配信開始も上げ幅は限定的に

11月24日の東京株式市場では、日経平均株価は小幅ながら3日続伸し、前日比27.70円高の2万2550.85円で取引を終えた。朝方は前日の中国市場安などを受けて売り先行の展開となったものの、為替が後場に入って円安方向に振れたことや、次期日銀総裁人事への思惑などから次第に下げ幅を縮小した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、任天堂<7974>が高値引けするなど終日強さを見せた。任天堂は、関連会社のポケモンが「ポケモン」関連ゲームソフトの出荷本数が世界累計3億本を突破したと発表(関連記事)したことが株価の刺激材料となっているようだ。

また、enish<3667>が大幅高したほか、エディア<3935>やケイブ<3760>、サイバーエージェント<4751>などがしっかり。エディアは、サンリオウェーブと共同開発タイトル『ハローキティのドコカナアルカナ』の配信を開始したと発表(関連記事)したが、株価への影響は限定的なものにとどまったもよう。
 
半面、KLab<3656>やDeNA<2432>、コロプラ<3668>などがさえない。DeNAは、『どうぶつの森 ポケットキャンプ』配信開始でひとまず材料出尽くしとみた売り物が広がっているようだ。


■関連銘柄
株式会社エディア
http://www.edia.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エディア
設立
1999年4月
代表者
代表取締役社長 賀島 義成
決算期
2月
直近業績
売上高24億9400万円、営業利益1億2300万円、経常利益1億1300万円、最終利益1億800万円(2022年2月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3935
企業データを見る
任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6016億円、営業利益5043億円、経常利益6010億円、最終利益4327億円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
企業データを見る