【ゲーム株概況(12/4)】新作への期待感材料にケイブが一時S高 みずほ証券の目標株価引き上げでスクエニHDも買われる Aimingは4日ぶり反発

12月4日の東京株式市場では、日経平均株価は4日ぶりに反落し、前日比111.87円安の2万2707.16円で取引を終えた。国内に判断材料が乏しい中で米国の「ロシアゲート」問題の警戒感など外部要因に振られ、朝方からさえない推移が続いた。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ケイブ<3760>が一時ストップ高となるなど動意づいた。ケイブは、11月28日にリリースした『ロード・オブ・ダンジョン』や、2018年初春にリリース予定の完全新作『三極ジャスティス』への期待感が買い材料となっているようだ。

また、スクウェア・エニックスHD<9684>やドリコム<3793>、エイチーム<3662>などが買われ、Aiming<3911>は4日ぶりに反発した。スクエニHDは、12月1日付で、みずほ証券が目標株価を4700円から5630円に引き上げたことが好感された。

半面、カヤック<3904>やアクセルマーク<3624>、ネクソン<3659>などが売られ、アカツキ<3932>やマイネット<3928>の下げもきつい。マイネットは12月1日付での東証1部への市場変更で、一度材料出尽くしとみた売り物が続く展開となっているもよう。


■関連銘柄
株式会社ケイブ
http://www.cave.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ケイブ
設立
1994年6月
代表者
代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
決算期
5月
直近業績
売上高69億6300万円、営業利益2億4300万円、経常利益2億1300万円、最終利益25億7900万円(2023年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3760
企業データを見る
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
https://www.hd.square-enix.com/jpn/

会社情報

会社名
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
設立
1975年9月
代表者
代表取締役社長 桐生 隆司
決算期
3月
直近業績
売上高3432億6700万円、営業利益443億3100万円、経常利益547億0900万円、最終利益492億6400万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9684
企業データを見る