Supership、媒体社向け広告配信プラットフォーム「Ad Generation」でアプリ向けネイティブ動画広告の提供を開始


KDDI<9433>グループのSupershipは、媒体社向け広告配信プラットフォーム「Ad Generation(アドジェネ)」において、アプリ向けネイティブ動画広告の提供を開始した。

アプリ向け動画広告の配信機能を強化した最新のSDK Ver.2.9.0(Android/iOS)では、サーバー間連携による動画広告の配信に対応している。これにより、「Ad Generation」が独自に提供するネイティブ広告の配信ソリューション「Ad Parts Collection(以下、APC)」形式による動画広告の配信が可能となった。

「APC」は、アドネットワークと「Ad Generation」のサーバー間で広告配信に必要な“広告パーツ”を連携させることで、アドネットワーク各社のJavaScriptタグやSDKを使わずに、「Ad Generation」のSDKのみでスムーズなネイティブ広告を実現するソリューション。カスタマイズ性の高いAPC形式の動画配信に対応したことで、新たにアプリのデザインにあわせて自由にレイアウトをカスタマイズできるネイティブ動画フォーマットの利用が可能となった。これにより、例えばタイムライン化されたフィードの中(コンテンツとコンテンツの間)になじませるように広告を設置するなど、ユーザー体験に合わせたコンテンツデザインが実現可能となる。

なお、ネイティブ動画広告フォーマットの広告配信に対応するのは「AppLovin」「AMoAd(AfiO)」のアドネットワークに加え、「ScaleOut DSP」や「LiftOff」など「Ad Ganeration」が連携する国内外の豊富なDSPのなかで動画広告の配信に対応する事業者の広告をRTBにて配信することが可能となっている。

複数の動画配信事業者の広告を収益性に応じて自動で最適化しながら配信することで、案件の種類が偏ることなくバリエーション豊かな動画広告を表示することができるため、これまでの動画広告の課題とされてきた広告在庫不足による空き枠で収益機会を損失してしまう点や、広告の種類が少ないことによるクリック率の低下などの問題を解決することができ、さらなる収益性の向上が期待できる。 

今後もアドネットワーク・DSPともに動画広告の配信に対応した接続先パートナーを順次追加予定だ。 

なお、従来より取り扱っているレクタングルバナーにおいても、動画やテキストなどの広告パーツをレイアウトしたAPC形式による動画広告の配信が可能となっており、在庫が潤沢な従来型の静止画と動画広告を組み合わせながら収益性に応じて自動で配信を最適化することで、収益の最大化が可能となっている。
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