エイチーム<3662>は、12月8日、東京都内で2018年7月期の第1四半期（8～10月）の決算説明会を開催した。説明会では、同社の林高生社長が決算概要やセグメント別の事業状況、足元の2018年7月期の第2四半期の進捗などの説明を行った。今回はその中からエンターテインメント事業の状況について取り上げたい。
今回発表された同社の第四半期業績決算は、QonQでは減収減益となっているが、その要因はエンターテインメント事業において『ヴァルキリーコネクト』が減速したことにある。「ゲーム内で実施したイベントが振るわなかった」（林社長）とのことで、エンターテインメント事業はQonQで15.1％の減収に落ち込んだ。また、中内之公エンターテインメント事業本部長によると「『ヴァルキリーコネクト』は月によってブレが大きい」とのことで、この安定化を図ることが1つの課題になっているようだ。
なお、同社は上半期の後半くらいに新作1タイトルをリリースする予定としていたが、これは下期に延期になったとのこと。
会社情報
- 会社名
- 株式会社エイチーム
- 設立
- 2000年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 林 高生
- 決算期
- 7月
- 直近業績
- 売上高275億5200万円、営業利益5億4300万円、経常利益7億1100万円、最終利益1億4300万円（2023年7月期）
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3662