SCRAP、「東京ミステリーサーカス」グランドオープン記者発表会をレポート…世界一”謎”があるテーマパークにワクワクが止まらない!


リアル脱出ゲームを展開するSCRAPは、12月19日より、新宿・歌舞伎町にオープンする、世界初・国内最大となる"謎"のテーマパーク「TOKYO MYSTERY CIRCUS(以下、東京ミステリーサーカス)」のグランドオープン記者発表会を、本日(12月14日)に開催した。

本発表会では、リアル脱出ゲームの生みの親であるSCRAP代表取締役の加藤隆生氏、「東京ミステリーサーカス」を共同運営するイープラス代表取締役社長の倉見尚也氏、Cygames取締役 管理本部長の近石愛作氏、ニッポン放送代表取締役社長の岩崎正幸氏が登壇し、挨拶を行った。さらに、ゲストとしてお笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーサーさん、安藤なつさんが登壇し、オリジナル謎の披露や「東京ミステリーサーカス」にまつわるトークを展開した。
 

まず始めに、合同会社TOKYO MYSTERY CIRCUS代表社員として登壇した加藤氏は、「東京ミステリーサーカス」は物語の中に入ったかのような体験を何度も繰り返し味わえる場所で、日常がより鮮やかなものに変わる場所であると紹介を行った。

SCRAPではこれまで10年間に渡りリアル脱出ゲームというイベントを作り続けてきた。その中で、映画や小説など、他のエンタメコンテンツは繰り返し体験できるのに対し、リアル脱出ゲームはゲームの性質上、1つのコンテンツに対して1度しか体験できないという想いから、この「東京ミステリーサーカス」設立に至ったという経緯があったようだ。


▲合同会社TOKYO MYSTERY CIRCUS代表社員 兼 SCRAP代表取締役の加藤隆生氏。

続いて、共同運営を行う3社の代表が登壇し、挨拶を行った。なお、イープラスでは、チケット販売や共済事業、リアル脱出ゲーム ZEPP TOURではリアル脱出ゲームに携わり、会場に設置する無人チケット販売機や有人レジ販売のための「東京ミステリーサーカス」専用チケットシステムを開発している。また、先日参画を発表したCygames(関連記事)は、「東京ミステリーサーカス」内に同社の提供するゲームタイトルを用いた謎解きコンテンツを展開する予定。ニッポン放送は、SCRAPが東京進出を果たした2009年から様々な共同事業に関わっており、2014年の進撃の巨人×リアル脱出ゲーム「ある城塞都市からの脱出」や、2016年のリアル脱出ゲーム×ドラゴンクエスト「竜王迷宮からの脱出」など、新機軸となる大型アリーナ・スタジアム規模での公演において、多くのコンサートや再上演のノウハウを活かすべく委員会として参加しているとのこと。


▲左から順に、イープラス代表取締役社長の倉見尚也氏、Cygames取締役 管理本部長の近石愛作氏、ニッポン放送代表取締役社長の岩崎正幸氏。

その後は、加藤氏より「東京ミステリーサーカス」にて体験できるコンテンツの紹介が行われた。

「東京ミステリーサーカス」では、B1F~4Fまでの全5フロアで、大きく分けて3つのジャンル「リアル脱出ゲーム」「リアル潜入ゲーム」「リアル捜査ゲーム」のコンテンツを展開し、常時8種類以上の体験ができる場所になるという。また、1Fのミステリー広場では、かき氷専門店「yelo」が、様々なメニューを提供する「yelo CAFE」や、グッズ販売のスペースが用意されている。

 
 
 


●B1F ヒミツキチラボ(大ホール)

これまで以上にクオリティの高いリアル脱出ゲームを提供するB1Fでは、窓の向こう側にいる「ルネ」という少女とコミュニケーションを取りながら船からの脱出を目指す「沈みゆく豪華客船からの脱出」を開催。

●2F リアル捜査スペース

歌舞伎町の街全体を舞台にした「歌舞伎町 探偵セブン」は、自分自身が探偵となり、キャバクラやマンションなど様々な場所を歩き回りながら謎を解いていく回遊型のゲームが楽しめる。2Fのリアル捜査スペースから6つの事件解決に挑戦可能で、全て解き明かした後にはさらなる謎も待っているとか。

●2F リアル脱出ボックス

同じく2Fで展開されている「ある刑務所からの脱出」は、短時間・少人数でリアル脱出ゲームが体験できる。加藤氏曰く、初心者の方でも気軽に楽しめるほか、特殊なギミックも隠されているので熟練者の方でも充分に満足できる内容になっているとのこと。

●3F リアル潜入スペース

リアル潜入ゲームvol.2「THE SECRET AGENT 最終兵器ヲ破壊セヨ」は、加藤氏が今年作ったゲームの中でも1番面白いと豪語する公演。プレイヤーはスパイとなり、制限時間30分の中で身を潜めながらミッションを遂行していくスリル存分のゲームとなっている。

●4F PTGルーム

プロジェクションマッピングを用いた、「デジタルアート×謎解き」が楽しめる。こちらのエリアでは、自分がまるで魔法使いになったかのような体験ができる「不思議な晩餐会へようこそ」を展開。2018年春には、新作となるProjection Table Game vol.2「ある魔法図書館の奇妙な図鑑」の公演も予定されている。

●4F ヒミツキチラボ(小ホール)

4Fにあるもうひとつのエリアでは、これまでに実施したリアル脱出ゲームのリバイバル公演を行っていくとのこと。オープン時には、3年前に大阪限定で公演された「惑星オリオンからの脱出」を開催する。


発表会の後半には、お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーサーさんと安藤なつさん、さらに「東京ミステリーサーカス」団長 くまっキーが登壇し、会場で販売されるグッズの紹介や、メイプル超合金が挑戦したという「ある刑務所からの脱出」の感想などを口にした。ネタバレができないため内容については伏せられていたが、安藤さんは「入口の段階から楽しかった」とコメント。どんな人と「東京ミステリーサーカス」に来たいか問われたカズレーサーさんは「同じ目標に向かって協力できるので、これから仲良くなりたい人と来たいですね」と話した。


▲くまっキーは鼻の部分が鍵穴になっており、加藤氏曰くピッタリの鍵があれば開く!?とか。


▲カズレーザーさんからは会場オリジナル謎の披露も行われた。

最後に、登壇者全員の手で鏡開きが行われ、本発表会を締めとした。
 
 
世界一謎があるテーマパーク『東京ミステリーサーカス』概要

■施設名:TOKYO MYSTERY CIRCUS 東京ミステリーサーカス、略称 TMC)
■所在地:東京都新宿区歌舞伎町 1-27-5 APM ビル
■交通手段:JR新宿駅東口 徒歩7分 / 西武新宿駅 徒歩2分
■オープン予定:2017年12月19日(火)

 
(取材・文 編集部:山岡広樹)



■「東京ミステリーサーカス」

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