【ゲーム株概況(1/16)】2Q好決算や新作など豊富な材料を背景にサイバーステップが大幅続伸 前期大幅営業赤字を計上のシリコンスタジオが売られる

1月16日の東京株式市場では、日経平均株価は続伸し、前日比236.93円高の2万3951.81円で取引を終えた。為替の円高進行が一服したことに加え、米湖k市場が時間外取引で上昇したこともあり、国内市場は前場半ばから上げ幅をじりじりと拡大する展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、サイバーステップ<3810>が一時3935円まで買われるなど大幅続伸した。サイバーステップは、第2四半期の好決算発表に加え、クレーンゲームアプリ『トレバ』の増台、複数の新作ゲームアプリの新情報公開などが新たな株価の刺激材料となったようだ。

【関連銘柄】
サイバーステップ、2Qは売上高2.5倍、経常益と最終利益は黒字転換を達成 『クレーンゲームトレバ』の拡大による増収効果で利益率が大幅改善 

​サイバーステップ、『相剋のエルシオン 光と闇の輪廻』を2018年3月にサービス開始 韓国で人気を博した正統派RPG『Wonder5 Masters』の国内版

サイバーステップ、クレーンゲームアプリ『トレバ』で新たに200台の増台が完了 今夏を目処に合計1,000台によるサービス体制を構築へ

サイバーステップ、サンリオキャラ勢揃いの育成・生活ゲームの正式タイトルを『トモトル ~ハローキティとハピネスライフ~』に決定 ARに対応、今春サービス開始へ

また、LINE<3938>やコーエーテクモHD<3635>が買われ、ブロッコリー<2706>やコロプラ<3668>などが反発した。

半面、前日まで4日続伸していたアエリア<3758>が利益確定の売り物に押され、サイバーエージェント<4751>やカプコン<9697>などもさえない。

前日1月15日に発表した2017年11月期の連結決算が12億5100万円の営業赤字計上となったシリコンスタジオ<3907>は、朝方こそ今期の黒字転換予想を受けた買いが入ったものの、一巡後はマイナス圏に沈んだ。

【関連記事】
シリコンスタジオ、17年11月期は売上高12%減、12.5億円の営業赤字を計上 「Enlighten」販売体制構築やコンテンツ事業の構造改革の遅れが響く(グラフ追加・追記)


■関連銘柄
サイバーステップ株式会社
https://corp.cyberstep.com/

会社情報

会社名
サイバーステップ株式会社
設立
2000年4月
代表者
代表取締役社長 佐藤 類
決算期
5月
直近業績
売上高74億1600万円、営業損益13億5300万円の赤字、経常損益14億8800万円の赤字、最終利益20億9700万円の赤字(2022年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3810
企業データを見る
シリコンスタジオ株式会社
http://www.siliconstudio.co.jp

会社情報

会社名
シリコンスタジオ株式会社
設立
2000年1月
代表者
代表取締役社長 梶谷 眞一郎
決算期
11月
直近業績
売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3907
企業データを見る