【ゲーム株概況(1/26)】業績予想の修正発表で明暗分かれる…3Q予想を増額のドリコムが高い 今期予想を大幅赤字予想に修正のボルテージは反落

1月26日の東京株式市場では、日経平均株価は3日続落し、前日比37.61円安の2万3631.88円で取引を終えた。トランプ大統領の発言を受けて、朝方は反発してのスタートとなったものの、上値は重く、後場に入ると週末、そして決算シーズン本格化を前にした持ち高調整の売り物に押されてマイナス圏に沈んだ。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ドリコム<3793>が一時1285円まで買われるなど終日プラス圏での推移となった。ドリコムは、前日25日に第3四半期累計(4~12月)の連結業績予想の上方修正を発表(関連記事)していることが市場から評価されたようだ。

また、完全新作ゲーム『三極ジャスティス』のクローズドβテストの実施を発表(関連記事)したケイブ<3760>も買われ、来週31日に決算発表を控えるマーベラス<7844>もしっかり。

半面、前日25日に2018年6月の連結業績予想を大幅赤字予想に下方修正したボルテージ<3639>が大幅反落し、第1四半期決算がQonQで減収減益となったサイバーエージェント<4751>も売られた。

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ほか、モブキャスト<3664>やKLab<3656>、ブロッコリー<2706>などが安い。


■関連銘柄
株式会社ドリコム
http://www.drecom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ドリコム
設立
2001年11月
代表者
代表取締役社長 内藤 裕紀
決算期
3月
直近業績
売上高108億円、営業利益22億8100万円、経常利益21億9200万円、最終利益11億5900万円(2023年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3793
企業データを見る
株式会社ボルテージ
http://www.voltage.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ボルテージ
設立
1999年9月
代表者
代表取締役社長 津谷 祐司
決算期
6月
直近業績
売上高42億5700万円、営業損益8400万円の赤字、経常損益6300万円の赤字、最終損益3900万円の赤字(2023年6月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3639
企業データを見る