【イベント】トイロジック、リアルおでかけRPG『八百万クエスト』ハンズオン体験会を開催 現実世界とファンタジー世界の融合が生み出す冒険体験に心が躍る


トイロジックは、2月1日にリリースを予定しているスマートフォン向け“リアルおでかけRPG”『八百万クエスト』において、メディア向けの体験会を開催した。

『八百万クエスト』の村田克己プロデューサーや、森創平ディレクターが出席した本体験会では、前半にゲームの概要や骨子となる5つのポイントが紹介され、後半には配信前の実機を使って、トイロジック社屋周辺を実際におでかけしながら体験することができた。

本記事は、そんな『八百万クエスト』ハンズオン体験会の模様をお届けする。


株式会社トイロジック
(写真右から)
村田克己 氏(開発部 部長 / 『八百万クエスト』プロデューサー)
森 創平 氏(開発部 企画課 プランナー / 『八百万クエスト』ディレクター)
 

◼︎トイロジック3作目のアプリは現実とファンタジーの両世界を冒険できる!


体験会冒頭、まず森ディレクターはトイロジックの会社概要に触れ、「『八百万クエスト』は、弊社が開発するスマホタイトルの3作目にして大規模なアプリ」と語った。そして、本作のプロモーションムービーを上映したのち、ゲームの内容について紹介していった。



▼『八百万クエスト』プロモーション映像はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=1GsXLMThpSg

”リアルおでかけRPG”と称される『八百万クエスト』は、歩いて遊ぶ位置情報RPG。森ディレクター曰く「現実とファンタジー、両世界で冒険することができます」とのこと。そんな『八百万クエスト』の骨子となる5つのポイントについて、同氏は以下を挙げた。


1. あなたの街が冒険の舞台になる。新感覚の位置情報RPG
画面上のマップを見て、あるポイントに向かい、何かが起きてそこで終わるのではなく、「キャラクターと会話したり、困っているキャラクターを助けるといった一連の体験、没入感を味わうことができるのが醍醐味」(森)

 


2. 独自のアルゴリズムで「道」さえあれば、日本全国でプレイ可能!
画面上の地図にお店や宝箱などが表示される本作。独自のアルゴリズムを採用し、実際の日本地図で道があれば都度出現するお店や宝箱などの場所が変化。ランダムダンジョンのように毎回新鮮な感覚でプレイできる。ちなみにゲームで使用されている地図について、「ゼンリンさんにご協力いただいております。ゼンリンさんがゲーム会社とタッグを組むのは初です」とは森ディレクター。

 


3. 歩いた先には本物のRPG(リアルロールプレイングゲーム)体験が待ち受ける!
「より深いRPG体験をすることができます」という森ディレクター。本作では、敵とのバトルでレベルアップしたり、キャラクターにアイテムを装備させられるほか、採取や宝箱、買物といったRPGの要点が抑えられている。また、おでかけしながらプレイするというところで安全面を考慮し、UIはシンプルなものに調整されている。

 


4. 日本ゆかりの武将・偉人・妖怪・昔話 150キャラ以上!
『八百万クエスト』の世界観を「和風です」と表現した森ディレクター。本作には、織田信長や坂本竜馬、猫又、金太郎など、日本ゆかりの武将、偉人、妖怪、昔話の登場人物が150キャラ以上登場する。キャラについては「毎月追加していく予定」(森)とのこと。

 
 


5. 2~4人のマルチプレイに対応!協力してアイテムを集めたり強敵に挑め!
RPGの魅力のひとつと言えばパーティーを組むこと。本作でも2人~4人によるマルチプレイを楽しむことができる。これは「友だちとパーティを組んで歩いてもらいたい」という開発チームの想いから対応しているそうだ。協力プレイでも、ランダムダンジョンでの冒険となり、仲間と協力して宝箱を開けたり、手強いボスを倒していくことになるという。ちなみに、「今後、謎解き要素を入れて脱出ゲームのような感じにしていく」(森)展望もあるとか。


また、森ディレクターは5つのポイントのほかにも、八百万(キャラクター)と様々な方法(バトル、助ける)でご縁を深めていき、ご縁が100%に達成すると多彩な恩恵が発動する「ご利益システム」や、実際に歩きながら遊ぶゲームならではの要素として移動距離(ひとつの冒険中の移動距離や1日の移動距離、累積の総移動距離)が表示される点を、こだわりのポイントとして紹介した。



▲こちらがご利益。特定のキャラの組み合わせによって、「ダメージ2%増」をはじめプレイを有利に進めることができる恩恵を受けられる。


▲「何気なく遊んでいたらこれだけ歩いてたとか、今日は何キロ歩くまで遊ぼうなど、皆さんに思っていただけたら」と森ディレクター。ちなみに移動距離のほか、自分の体重を登録できたり、消費カロリーが表示されるなど、本作は健康を意識した側面も持っている。
 

◼︎いよいよ実機を使った体験プレイ!大塚界隈が冒険の舞台!


森ディレクターによるゲーム紹介が終わると、お待ちかねの『八百万クエスト』体験プレイの時間。この日プレイできたのは、「ひとりで冒険(ストーリーモード)」。義のご利益を持つ伊達政宗の呪術を解くため、政宗ゆかりの品を探すというミッションに挑戦した。早速、端末を渡された筆者は、トイロジックのお膝元である大塚の街へと繰り出した。


▲筆者の冒険の旅は、トイロジック会議室からスタートした。

今回、体験プレイをする筆者のアドバイス役として、村田プロデューサーが同行してくれた。操作方法や疑問に思ったことがあっても、村田プロデューサーに聞けばなんでも教えてくれたのでありがたい。RPGといえば、主人公に助言してくれるパートナーとして、妖精とか小動物っぽいキャラが必ずいる。今回、筆者にとっての妖精or小動物が村田プロデューサーということになる!(失礼)

画面上を見ると、大塚周辺の地図と同様のマップが表示されており、目指すべきポイントが4箇所ほど確認できた。どこを目指しても良いそうだが、「比較的近い距離のポイントを目指しましょう」というアドバイスを受け、筆者は冒険の第一歩を踏み出した。



……上の写真を見て、何かお気づきだろうか? そう、実は体験会前日、都内にそれはそれは大層な大雪が降っていたのだ。当日はすっかり青空が広がっていたが、道はまだところどころ積雪している状態だ。

普通であれば「雪が積もっている寒い日に歩きたくない」と思うだろうが、そこは冒険野郎な筆者。RPGの世界では、雪原地帯だったり氷の世界はつきものだ。逆に、よりRPGっぽさを味わえることにワクワクしつつ、それでもアイスバーン状態の道ですっころんでスマホやカメラを壊さないよう慎重に歩みを進めていった。

目的のポイントを目指し、しばし歩いていると突如スマホがブルっと振動。これはマップ上で目的地とは別のポイントに接触した合図。早速画面を見ると、宝箱を発見! 中身はゲーム内通貨のゼニー×100だった。大塚の街で宝箱を見つけるとは、本当に現実の世界がRPGのダンジョンのように思えてくるから不思議だ。


▲宝箱はノーマルの鍵か、開けられる確率が高い特別な鍵のどちらかを選ぶことができる。

目的地に向かう道中、宝箱以外にも、バトルで受けたダメージを回復できる宿屋や、便利なアイテムがゲットできるよろず屋、そして採掘、虫取り、釣りといった素材が手に入るポイント、さらに雑魚敵とのバトルなどにも遭遇。いずれもスマホのバイブレーションが作動するので、常に画面を見ていなくても良いうえに、バトルでも通常は各キャラのコマンドをタップして攻撃を行うのだが、オートプレイ機能も付いている。歩きながらプレイする際の安全面もしっかり考慮されていた。



そして、いよいよ最初の目的地に到着すると、政宗ゆかりの品のひとつ”ずんだ餅”を持つ敵と遭遇し、バトルに突入。ここで勝利した筆者はずんだ餅をゲットすることができた。すると、次に目指すべき目的地が複数出現し、そこを目指して歩みを進める……というのが、基本的な流れになっていた。

ちなみに、村田氏曰く、「最初の目的地に到着し、次の出現する目的地についてはランダムで、すぐ近くに出現する場合もあれば、来た道を戻る場合もある」そうだが、この日の筆者の冒険は、次に出現する目的地がトイロジック本社からどんどん離れていくパターンで、「なかなかこういうことはないんですが……ついていないですね」と言われてしまった。



しかし、冒険とは歩いてなんぼ。筆者はひたすらに目的地を目指し、そこで立ちはだかる敵を倒し、政宗ゆかりの品をどんどん集めていった。目的を達成するために歩くのはもちろん楽しいが、普段あまり来ることのない大塚の街をゲームを進めるがてら歩いていると、「あ、こんなところに細い道があるのか」、「雰囲気のいい飲み屋さんだなぁ」と、その街の意外な一面を見ることができたのが、のんびり散歩しているみたい。それはそれで楽しいと感じたし、今回は大塚の街が舞台だったが、これが自分の地元だったり、いま住んでいる街でプレイしたら、また違った楽しさを味わえそうと思った。

さて、肝心のクエストの話に戻ろう。トイロジック本社をスタートして、35分。ようやく政宗ゆかりの品を4つ集めることに成功した。これらの品をかぐや姫に納品し、クエストのボスとなる伊達政宗を倒し、筆者は記念すべき最初の冒険を無事クリア―することができたのだった。



▲クエストのボス、伊達政宗を撃破して御利益成就!

クエストをクリア―できた達成感と、歩くことで日ごろ運動不足を解消できた充実感を同時に味わうことができる。『八百万クエスト』は、娯楽と健康のどちらもゲットできる、まさに一石二鳥のアプリだと思えた。

ちなみにトイロジック本社へと戻る道すがら、村田プロデューサーに、今回プレイした「ひとりで冒険(ストーリーモード)」以外のモードについて訊ねてみた。まず「ぶらり探索」というモードは、ストーリーなしの素材集めや雑魚キャラを倒すことを目的としたお手軽なモードとのこと。


▲「ぶらり探索」は帰り際にちょっぴり体験することができたが、いたるところに釣りや採掘のポイント、雑魚敵のポイントがあることが確認できた。ちなみに止めたいときはすぐに止められる。

また、今回プレイできなかったマルチプレイ。体験会前半で森ディレクターから紹介されたとおり、最大4人で同じマップを冒険することができるというもの。確かに、実際に友だちと4人で知らない街を一緒に歩きながらプレイしたら、本当にRPGのキャラクターになった気分が味わえそう。ちなみに、マルチプレイではマップ上を4人全員がバラバラに動くこともできるそうだが、協力して宝箱と開けたり敵と戦うことになるので「仲間と連れ立ってプレイするほうがいい」(村田)とのことだった。

『八百万クエスト』を実際に体験して、”リアルおでかけRPG”というジャンル名に偽りなしと感じたし、それ以上に”みんなで秘密基地を作った”、”いつもより遠い場所まで遊びに行って探検ごっこをした”といった、忘れかけていた少年時代のワクワク感を思い出させてくれる作品だった。


 
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2006年12月
代表者
代表取締役 岳 洋一
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