KLab<3656>とNobollelは、本日(1月30日)、広告収入がメインのスマートフォン向けカジュアルゲーム『かぶりん!クリエイター』と国内と海外141ヵ国Google Playでリリースした。パブリッシャーはNobollelで、KLabは開発出資を行っているほか、キャラクター素材とデザインを提供している。
本作は、広告収益モデルのゲームアプリの市場分析調査と、効果的な広告運用ノウハウを蓄積することを目的したKLabとNobellelの共同開発プロジェクトとなる。11月22日に地域を限定してソフトローンチしていた。
ゲームの内容は、作る人と遊ぶ人を繋げる「コンストラクションゲーム」。プレイヤーが自らコンテンツを作って公開し、世界中のプレイヤーにプレイを楽しんでもらえる仕組み「コンストラクション(UGC)」を備えている。「コンストラクション」で多くの遊べるステージを提供するだけではなく、プレイヤーが作成したゲームを通じて、自己顕示欲を刺激するクリエイター文化を創り出すことを目指しているとのこと。
同社では、スマホアプリ市場において主要ななマネタイズ手法の一つであるアプリ内広告収益モデルは、日本市場ではまだ大きくないが、グローバルでみたときに大きく成長していることから、今回の収益モデルを採用したそうだ。今後、この取り組みを通じて広告収益型モデルの収益性を分析し、その結果を踏まえて今後の展開を検討する。
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656