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【インタビュー】創業10周年のポケラボがロゴ&公式サイトをリニューアル…前田社長が語る、次のフェーズは「世界中の人々に驚きを届ける」こと

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2017年11月8日に創業から10年を迎えたポケラボは、昨年、『SINoALICE ‐シノアリス‐』(以下、『シノアリス』)や『戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED』(以下、『戦姫絶唱シンフォギアXD』)でのヒットを始め、ソーシャルゲーム業界に大きなインパクトを残した。そんな同社が10周年を機に、社を象徴するロゴ、および公式サイトを大幅にリニューアル(関連記事)。フィーチャーフォンの時代からモバイルゲームを作り続けてきたポケラボがこの先に見据えるものとは……。同社代表取締役である前田悠太社長にお話を伺ってきた。
 

ポケラボ代表取締役社長
前田悠太

 
 

「世界中の人々に驚きを届ける」、今後の目標を見据えた10周年の決意

 
――:前田さんから見て、ポケラボ設立からこれまではどのような10年でしたでしょうか?
 
前田悠太社長(以下、前田):長かったようで早かったです。この業界において生き残っていくことの難しさは肌で感じていますし、月並みですが諦めずに挑戦し続けた結果、生き残ることができ、また次の挑戦に向かえているのだという感想はあります。あと、とにかく運がよかった(笑)。様々な方々に支えて頂きながらも、長くモバイルゲーム開発を続けることで今蓄積されている価値やノウハウは非常に大きいです。時代によってプラットフォームは変化を続けていますが、そのうえで、これまで積み重ねたノウハウが今のポケラボを作っており、こうして事業を続けられています。本当にありがたいことです。

また、ポケラボのメンバーとともに苦労を乗り越えてきた嬉しさが自分の中に強く残っています。その時々の状況を信じて一緒に戦ってきたメンバーたちには物凄く感謝しています。挑戦を続ける中で、無茶なことをしてきた自覚もあります。数多の死線をくぐり抜けてきた仲間たちが今、新しいフェーズのポケラボを作っているんです。成果が出たから言えますが、苦境を超え、自分たちが信じる未来を自分たちで作るという共通の経験を経た今のチームで作る次の未来には、さらなる期待しかないです。
 

――:一番大きなポイントとなった出来事などはございますか?
 
前田:一番は難しいですね。昨年からのリリースラッシュも、それ以前の決断があったからこそ実現できましたし、その前の決断もさらに前の決断があったからこそできたので、良いことも悪いことも含めて、全てが繋がって今のポケラボがあります。
 
――:そんな中、今回ロゴを一新されたのにはどういった意図があるのでしょうか。
 
前田:これまで様々なタイトルをリリースしてきた中で、弊社としても「次は世界中に届ける」という新しいフェーズに入ってきたと感じております。10周年を迎えたタイミングで、今後は世界中でより多くのお客様に驚きを提供できる存在になっていく、という挑戦の意味を込めました。
 
また、『シノアリス』や『戦姫絶唱シンフォギアXD』といったリリースラッシュが良い形でスタートを切れましたので、ここから先に控えている挑戦や仕込みに対する意気込みを分かりやすい形として表しました。

 
――:新しいロゴのデザインには、どういった意味が込められているのでしょうか。
 
前田:先ほど申し上げた世界中に驚きを届けるというところで、ロゴ自体が驚いた人の顔を模しています。それと同時に、ロゴ全体をポケラボの“P”としつつも、吹き出しにも見え、その中がポケロボ(ポケラボのキャラクター)君のシルエットになっていたり。これは、ポケラボが世界中の人たちの話題の中心にありたい、作品を通じて「我々はここにいる」という声をあげられる存在でありたい、という想いからこのモチーフに決定しました。
 

 
前田:旧ロゴはカラフルな色でポケラボを表現していたのですが、今回はあえてシンプルに。文字のフォントも、世界で最も使用率の高いArial(エイリアル)をベースに作成しています。これには、世界水準でものづくりができる会社になっていきたいという意志を込めました。
 
――:これから世界で活躍するためには何が必要になるとお考えですか。
 
前田:まず第一には、自分たちが信じる最高のものづくりができているかどうかが大事だと思います。「個性」や「らしさ」で勝負し、世界展開を意識するより前に、まず作った自分が納得しているか。クリエイターとして最高に胸を張れる物に仕上がっていることが、自分たちらしいものづくりに結果としてなっていく。その結果として日本、ひいては我々のオリジナリティとして世界に認めていただけるかどうかだと思っています。
 
事業的なところでは、世界中に配信することに対する具体的な“How”の総合力。コミュニティサービスの活用や、CS・QA、マーケティングなど、世界に展開できるHowが整っているかは凄く重要です。当たり前ですが、ものづくりと配信力、この両輪を揃えた上で、あとは信じて突き進んでいくことが必要ではないでしょうか。

 
――:ちなみに、今の”ポケラボらしさ”というのはどういったところだと感じていますか。
 
前田:いくつかありますが、ひとつはものづくりにおいて「ファンの方々の期待を超える」というこだわりです。ファンの方々が抱いている高い基準を超えた分が自分たちの価値だと思いながらものづくりをしており、これは社内でも徹底しています。そうしたファンの方々の目線、気持ちを持ってものづくりができる集団であるというのは自分たちらしさだと思っています。
 
2つ目は、もう少し俯瞰したところで、変化し続けてきた組織であるということです。弊社はフィーチャーフォンを使ったモバイルゲームの開発からスタートしているのですが、この10年弱で様々なプラットフォームの変遷を乗り越えてきました。プラットフォームの変化に合わせて、組織や技術をどんどん変え続けてきました。こうして今も挑戦し続けられていること自体が変わり続けてきたことの証明であり、変化ができる組織であるというのもまた我々らしさだと感じています。

 
――:ファンの期待を超えるものづくりができたと実感したのはどういったタイミングでしょうか?
 
前田:直近では『シノアリス』でしょうか。当初の狙いとしてヨコオタロウさんのファンの方々にどう喜んでいただくか、を主たるターゲットとして準備していたのですが、コンシューマーで人気を博した『ニーア』シリーズとは全く異なるゲーム性なので、『シノアリス』が世間に受け入れられるかどうかは不安もありました。リリース直後は想定以上にアクセスが集中し、サーバーがダウンしてしまうなどご迷惑をおかけしてしまいましたが、その後の様々なゲーム内コンテンツやイベントの反響など、お客様に楽しんでいただけていることを感じられる時が、ファンの方々のご期待を超えられたかなと思える瞬間だったりしますね。
 
また、『戦姫絶唱シンフォギアXD』にもは熱量の高いファンの方々が数多くおられるのですが、そういった方々にSNS等のコメントで「運営分かってるね!」と言っていただけた瞬間なども、同様に実感します。

 

 
――:変化を続けられる組織であるというところでは、この10年でどういった変化がありましたか。
 
前田:大きなところでは3つほどでしょうか。
 
始めはフィーチャーフォンの勝手サイトでモバイルゲームを作っていたところから、mixiがオープン化してプラットフォームがSNSへと変わり、「モバイルソーシャルゲーム」という言葉が生まれた時からモバイルソーシャルゲームに開発も組織もシフトしました。その後、スマートフォンが販売されてからはそこもいち早くネイティブゲームに完全シフトしています。
 
波のある業界なので大変ですが、プラットフォームが出た瞬間から舵を切り、大きなリスクを取りながらも変化を続けてこられたのは、そもそも変化できる体制を作れてきたことがポイントでしょうか。それが今の自分たちを作っています。
 
直近では、スマートフォンへのシフトを経た後にグリーグループ入りし、当時運用していた『戦乱のサムライキングダム』などのタイトルをマイネットさんに移管したことで、今回のリリースラッシュへ向けて新規開発に全力を注いで勝負ができました(関連記事)。勝負所で、都度こうしてチャレンジできる環境が作れてきたことも様々な縁や仲間の存在のおかげなので、ありがたく思っています。
 
ここから先、変化ができる環境の価値自体がはどんどん高くなっていくと思います。ネイティブゲームは開発の規模が大きくなり、以前よりも変化がしづらい状態にあります。だからこそ、グリーグループの開発と運用における総合力、高い技術力といった基盤がある環境で、ベンチャーらしい機動力や意志決定のマインドを忘れずいかに変化し続けていくかが競争力になると思っています。

 
――:変化には不安もつきものだと思うのですが、勇気を持てる源泉となっているのは一体何なのでしょうか。
 
前田: まずは変化する方向を信じられるかということが大事だと思っていて、その変化の意味を様々な形で説き続けるようにしています。次に、実際に変化できるかという問題があり、その部分はグリーグループという組織としての基盤があることは大きいです。
 
変化する方向性を信じられるかという話は、ポケラボの存在意義にも紐付いています。創業以来、我々の掲げる「ソーシャルアプリで世界と人を変える」という目標は今も変わっていません。その意志に従うために変化がある、というように結果的に変化に繋がっているというのが実態です。

 
――:社の理念を根付かせるために取り組まれていることはございますか?
 
前田:地道な話ですが、弊社では毎週月曜日に行われる朝会は必ず「ソーシャルアプリで世界と人を変える」という言葉で締めています。ポケラボの仲間全員でこのポケロボ君を育てているイメージです。どのようにしてポケロボ君が「ソーシャルアプリで世界と人を変える」存在となるのか、あらゆる判断の趣旨はここに帰着するというメッセージングにしています。
 

 
――:常に原点を忘れないようにしているのですね。ちなみに、コーポレートサイトの方はどのように変わったのでしょうか。
 
前田:ひと言で申し上げると、より視覚的にポケラボらしさが認識いただけるようなデザイン、内容に一新させていただいております。また、変えるプロセス方にもこだわっており、このプロジェクトは新卒でポケラボに入社したメンバーを中心に進めてきました。今回のリニューアルは、例えば新卒の彼らが彼らのご家族にに胸を張って見せられる、そんな想いを込めた作品に仕上げることにこだわりました。その過程を通じて、自分たちで自分たちの未来を作るという意志を込めています。
 
次のポケラボの顔となるロゴやホームページを作るということは、そうした部分が体現できるプロジェクトだと思いました。彼らが「次にこうなっていきたい」という想いを込めながら作っておりますので、荒削りですが気持ちに満ちあふれた作品になっています。
 

ポケラボ コーポレートサイト

 
――:それは意外なお話ですね。
 
前田:私がプロジェクトオーナーを務め、プロジェクトマネージャーはこそ新卒4年目のメンバーが担当し、プロジェクトメンバーは新卒のメンバーを中心に推進してもらうというプロジェクト体制で進めました。
 
――:「ポケラボらしい」というのはどういった形で表れていますか?
 
前田:ポケラボらしさを伝わりやすくすることに重きを置いています。例えば、映像を多用しておりますのでポケラボの社内や雰囲気が伝わりやすい見た目になっています。あとは、採用ページにも様々なギミックが入っており、ポケラボの雰囲気が感じられるに必要な情報量があるサイトになっています。
 
 

信じる未来に向かい、これからも”挑戦し続ける”

 
――:前田さんから見て、ポケラボはどのような会社でしょうか。
 
前田:まず、アニメやゲームを好きな人が多いです。本当に大好きですね。自分たちのゲームタイトルや作品はもちろん、漫画、ラノベといったサブカルに造詣が深く、好きなことを仕事にした人たちが集まった会社になっていると思います。だから前のめりで仕事する人が多いですし、ファンの目線にこだわれる。そういう人たちに職掌関係なく意見させることを是としています。それが、今のポケラボらしい作品にも繋がっていると思っています。
 


――:そんなポケラボにこれから必要となってくるのはどのような人材ですか?
 
前田:先ほどの話と共通するのですが、ゲーム、アニメ、漫画などが好きな人です。“好き”はひとつの才能だと思いますし、ときに能力を超えるほどの力を発揮します。ファンの期待を超える作品を作るという意味でも、ファンの目線になれる人でなければなりません。なので、この点は非常に大事です。
 
2つ目はどの業種も全般で、難しいことへの挑戦を楽しめる深い思考力があることです。モバイルゲームの開発は、どんどんと複雑に高度化して、さらに規模も大きくなっています。ゲーム自体、そもそも総合芸術という側面がありますし、我々のゲーム開発においては、様々な関係者を巻き込んだ開発をしています。その中で求められるのは、「何故この施策にしたのか」、「何故この色にしたのか」、「何故これを選んだのか」全ての判断に対する自分なりの軸をしっかりと持てているかどうかです。難しいことを楽しく深く考え抜ける人というのは、弊社の開発スタイルにとても向いていると思います。
 
今、新しいチャレンジ、変化に向かっていくポケラボの新たなフェーズで一緒に働いていただける仲間を絶賛大募集中です。グリーグループという基盤を持ちつつ、ベンチャーらしい機動力を持った良いバランスで様々な挑戦ができています。作品作りに集中したい方、総合的なエンタメコンテンツ作りに励みたい方、そういった作品を世に拡めたい方、それぞれにとって面白い環境かと思いますので、軽くお話を聞きたいという方も気軽にお問い合わせをしてオフィスに遊びに来て下さい。

 
――:御社のこれからの展望をお聞かせください。
 
前田:まだお話できることは少ないですが、ようやく今の運用タイトルに関しても体制が整い、次の展開の面白い仕込みが続々と進行してきました。現在、公開されているところでは、新規タイトルとして『ぷちぐるラブライブ!』(関連記事)の準備を進めています。その他にも、お陰様で色々なご相談をいただいており、今はまだ言えませんが、新プロジェクトや開発、リアル連動、配信やバリューチェーン強化のための準備等具体的な話など進めているものもあります。
 
あとは、海外展開についても並行して進めておりますので、もう少し経ったところで世界中に届ける機会が来ると思います。これからも新しい挑戦と変化を続けていくポケラボを楽しみにしていただけたらと思います。

 
――:本日はありがとうございました。

 
(取材・文 編集部:山岡広樹)
(撮影 編集部:和田和也 )
 

ポケラボ コーポレートサイト


© Pokelabo, Inc.
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企業情報(株式会社ポケラボ)

会社名 株式会社ポケラボ
URL http://pokelabo.co.jp/
設立 2007年11月
代表者 前田悠太
決算期
直近業績 非公開
上場区分 非上場
証券コード

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