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【コロプラ決算説明会】アプリポートフォリオの「リバランスが進んだ」(馬場社長) 『ツムツムランド』のリリースでライトユーザー層が増加

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コロプラ<3668>は、2月7日、2018年9月期の第1四半期(10~12月)の連結決算を発表するとともに、東京都内で決算説明会を開催した。同日発表した第1四半期決算は、売上高123億円(前年同期比14.2%減)、営業利益21億円(同40.1%減)、経常利益22億円(同47.1%減)、最終利益13億円(同50.1%減)と大幅な減収減益となった。

決算説明会では、同社の馬場社長(写真)がまずは説明を一通り行い、その後に質疑応答が行われた。その内容も踏まえつつ、会見の様子をまとめてみた。
 

■『ツムツムランド』のリリースでロイヤリティが約2倍に


まずは業績を四半期推移(QonQ)で見ると、売上高は前四半期比11.9%減の123億円、営業利益が同28.9%減の21億円、経常利益が同23.2%減の22億円、最終利益が同39.8%減の13億円とこちらも減収減益となった。前四半期は『白猫プロジェクト』(以下『白猫PJ』)の3周年イベントによって売上高が押し上げられていたことで、その反動減が大きく響いた。ただ、そのさらに前となる2017年9月期の第3四半期期間(4~6月)との比較では、昨年10月31日にリリースした『ディズニー ツムツムランド』(以下『ツムツムランド』)の寄与もあり、売上高が増加する格好となっている。

一方、利益については前四半期だけでなく、2017年9月期の第3四半期も下回っているが、これは『ツムツムランド』が他社IPを活用したタイトルであることにより、「IP使用料がかかるため利益率が低下した」(馬場社長)ことによるものとなっている。
 

費用面をもう少し踏み込んで見てみると、ロイヤリティが前四半期比99.6%増と約2倍に膨らんでいる。また、『ツムツムランド』のスタートに向けて万全を期すためサーバー周りなどに費用をかけたことなどでiDC関連費用も同28.2%増と増加している。

なお、広告宣伝比率は11.3%と年末商戦プロモーションを実施したことで、やや厚めだった前四半期と同水準にとどまっている。
 

グループの従業員数は、前四半期比で微減となっているが、おおむね過去7四半期で横ばい推移となっている。前回の決算説明会では、今期(2018年9月期)は「人への投資、採用を強化する」(同)としていたが、新卒採用シーズンとなる次の四半期で変化があるかどうかがだろう。
 
 

■『白猫PJ』への過度の依存からの脱却が進む


アプリのリリース年度別の売上推移は、『白猫PJ』を含むFY14ものの売上比率をFY15-18ものの合計比率が初めて上回った。馬場社長は、この第1四半期を「一言で表すとリバランス」と表現し、『白猫PJ』への依存度が過度に高まっていた状況から脱却しつつあることを1つの成果ととらえていた。
 

この第1四半期のもう1つの特徴が、『ツムツムランド』のリリースによるライトユーザー層の獲得だろう。それを端的に示すのが、ダウンロード日から7日目以降に当該四半期において一度でもアプリを立ち上げたユーザの数であるQAUの数字がFY18ものは高水準となった一方で、QAUあたりの売上高(ARPQU)は全体数字を押し下げる形となっている。
 


IPに関する取り組みについては、自社オリジナルIPの育成をグッズ販売やイベント開催を通じて行っていく一方で、アプリ内で他社キャラクターの活用するコラボ企画に積極的に取り組んだ。中長期的な競争力の源泉を着実に育てつつ、即効性のある売上確保の両立を目指すという基本方針の下、こうした展開は第四半期以降も継続されていくことになるだろう。
 
 

■まとめ


2018年9月期通期の業績予想は、従来予想から変更なく、売上高500億円(前期比4.3%減)、営業利益80億円(同38.1%減)、経常利益74億円(同42.6%減)、最終利益51億円(同41.3%減)の見込み。

第1四半期の実績は、売上高・営業利益ともに通期計画対比で25%前後と順調な進捗となっており、おおむね計画通りの進捗となっているとのこと。なお、1月25日にリリースした最新作『アリス・ギア・アイギス』は、当初計画では第3四半期からの業績寄与となる計画だったとしており、第2四半期からの前倒しでの業績寄与となる見通しだ。
 

なお、任天堂との訴訟問題については「係争中につき多くを話すことはできない」(同)としていたが、取締役CFO兼CSOコーポレート統括本部長の長谷部潤氏によると、開発やコラボへの影響を危惧していたが、現時点では出ていないもようだ。
 
(編集部:柴田正之)


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