DeNA、3QはQonQで11%減収、73%営業増益 プロ野球のシーズン終了で減収 増益は海外子会社の清算終了による会計処理が影響

ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、本日(2月8日)、2018年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算(IFRS)を発表した。

その数字を四半期推移(QonQ)で見てみると、売上高は前四半期11.0%減の328億円、営業利益は同73.2%増の126億円となっている。減収の理由はスポーツ事業でプロ野球がオフシーズンに入ったことによるもので、ゲーム事業はほぼ横ばいの推移となっている。

一方、営業利益については、その他の収益で海外子会社のDeNA Globalとngmocoの清算手続きが完了したことに伴い、連結財政状態計算書の資本におけるその他の資本の構成要素に累積されてきた海外子会社に係る為替換算差額の累計額を、資本から損益に振り替えた結果、106億5600万円を計上したことが影響している。
 
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
https://dena.com/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
設立
1999年3月
代表者
代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
決算期
3月
直近業績
売上収益1349億1400万円、営業利益42億0200万円、税引前利益135億9500万円、最終利益88億5700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2432
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