【速報2】KLab、17年12月期営業益は283%増の48億円と大幅増益 『スクフェス』『アスタリア』に加え『ブレソル』『キャプ翼』『うたプリ』貢献 特別配当も

KLab<3656>は、この日(2月13日)、2017年12月期の連結決算を発表し、売上高267億円(前の期比36.6%増)、営業利益48億円(同283.7%増)、経常利益48億円(同484.5%増)、最終利益31億円(前の期8億円の赤字)と大幅な営業・経常増益を達成するとともに、最終利益も黒字転換となった。

 


『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』や『テイルズ オブ アスタリア』が堅調に推移したことに加え、『BLEACH Brave Souls』と『キャプテン翼』『うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live』の運営成績が好調に推移した。ゲームの売上高の増加に伴い、使用料及び支払手数料と広告宣伝費が増加したものの、増収効果で吸収した。

各タイトルの状況は以下のとおり。

・『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』は、4周年やユーザー数全世界4000万達成などのキャンペーンにより、堅調な売上を計上した。
・『BLEACH Brave Souls』は、2周年記念キャンペーンや、『千年血戦篇』のキャラクターの配信等で、日本版及びグローバル版ともに好調な売上を計上した。グローバル版は昨年度に引き続き日本語版を上回る売上を計上した。
・『テイルズ オブ アスタリア』は、新章の追加や他人気ゲームタイトルとのコラボレーション施策、3周年記念キャンペーン等により、堅調な売上を計上した。
・『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』日本語版は、累計235万人以上の事前登録者数を集め大きな話題となり、リリース直後より好調な売上を計上した。特にサッカー日本代表ユニフォームを着用した選手たちの配信により売上を大きく伸ばした。12月5日にはグローバル版をリリースし、『キャプテン翼』の認知度が高い国や地域で好調な売上を計上した。
・『うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live』は、アイドルひとりひとりにフォーカスしたイベントや商材の配信により、好調な売上を計上した。

また、特別配当として、1株あたり9円の配当を実施することも発表した。


 
■2018年12月通期の見通し

2018年12月期は、売上高335~385億円(前期比25.1~43.8%増)、営業利益37~62億円(同23.3%減~27.8%増)、経常利益36~61億円(同24.8%減~26.7%増)、最終利益23~42億円(同24.8%減~34.3%増)を見込む。レンジの表示が上限の方を先に記載しているが、上限を達成するという意味を込めているという。

 
KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
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