
KLab<3656>は、2月13日、2017年12月期の連結決算を発表するとともに、東京都内で決算説明会を開催した。決算説明会では、2017年12月期の業績や今後の方針について一通り説明が行われた後、質疑応答が実施された。今回の記事では、その中から海外展開について取り上げたい。
同社の海外売上高は前四半期に過去最高を更新していたが、今回発表された第4四半期(10~12月)決算でもさらに最高売上高を更新した。この四半期は『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』と『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』の売り上げが好調だったことが要因としており、12月5日にリリースされ、300万ダウンロード突破も先日達成した『キャプテン翼』の寄与も大きかったようだ。
なお、真田社長は「こうすれば海外でも勝てるというものが見えてきた」と、海外展開への自信と手応えを示していた。1月24日には、『うたの☆プリンスさまっ♪Shining Live』のグローバル版とともに中国大陸版の配信も開始しており、さらなる海外での飛躍を果たせるか注目されるところだ。

会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 真田 哲弥
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高83億600万円、営業損益13億4200万円の赤字、経常損益12億8000万円の赤字、最終損益27億8200万円の赤字(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656