エイチーム、第2四半期の営業利益予想を上方修正 生活情報の利用者増と広告の効率運用で ゲームアプリの売上は計画未達に【追記】

​エイチーム<3662>は、2月16日、第2四半期累計(17年8月~18年1月)の連結業績予想の上方修正を行い、営業利益を従来予想の13億5000万円から20億円、経常利益も13億5000万円から20億円、最終利益を9億円から13億3000万円にそれぞれ引き上げた。従来予想からの修正率は、営業利益と経常利益が48.1%増、最終利益が47.8%増となる。ただ、売上高については185億円から180億円に引き下げた。

 


利益予想を上方修正したが、同社では、主にライフスタイルサポート事業における利用者数の増加による利益寄与に加え、広告の効率運用などにより、期初の上期計画を大幅に上回る見込みになった、と説明している。また、売上高については、主にエンターテインメント事業におけるゲームアプリの収益が予想を下回る推移となったとのこと。

なお、2018年7月通期の予想は非開示。新規ゲームアプリのリリースを控えており、初期広告投資が必要なことと、ライフスタイルサポート事業の繁忙期対応などもあり、信憑性の高い業績予想数値を算出することが極めて困難であるため、とした。


【追記】
第2四半期(17年11月-18年1月)の数字を見ると、売上高が前四半期比2.2%増の90億円、営業利益が同7.7%増の10億円、経常利益が同4.1%増の10億円、最終利益が同3.8%減の6億円となる見通し。四半期別売上高と営業利益の推移は以下のとおり。

 
株式会社エイチーム
https://www.a-tm.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エイチーム
設立
2000年2月
代表者
代表取締役社長 林 高生
決算期
7月
直近業績
売上高275億5200万円、営業利益5億4300万円、経常利益7億1100万円、最終利益1億4300万円(2023年7月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3662
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