2月20日の東京株式市場では、日経平均株価は4日ぶりに反落し、前日比224.11円安の2万1925.10円で取引を終えた。前日までの3日続伸で上げ幅が1000円近くに達していたこともあり、前日の米国市場やアジアの一部市場の休場で判断材料の乏しい中で利益確定の売り物が先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ドリコム<3793>が後場に入って一段高した。バンダイナムコエンターテインメントとドリコムの合弁会社BXDがこの日の後場場中に「BXDタイトル体験会」を開催しており、HTML5プラットフォームの名前が「enza(エンザ)」に決定したことや、『ドラゴンボールZ ブッチギリマッチ』の事前登録を開始したことなどを発表したことが株価の刺激材料となったようだ。
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また、前日ストップ高となった日本一ソフトウェア<3851>がこの日も一時2347円まで買われたほか、アカツキ<3932>やenish<3667>、ガンホー<3765>なども買われた。ガンホーは、海外売上高比率を6~7割に高めると一部報道で伝えられたことも市場の関心を集めたもよう。
半面、アエリア<3758>やモブキャスト<3664>が反落し、大手ゲーム株ではスクウェア・エニックスHD<9684>やセガサミーHD<6460>がさえない。
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会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高108億円、営業利益22億8100万円、経常利益21億9200万円、最終利益11億5900万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793