3月15日の東京株式市場では、日経平均株価は小幅ながら反発し、前日比26.66円高の2万1803.95円で取引を終えた。前日の米国市場安などを受けて、前場は売り優勢の展開が続いたものの、後場に入ると為替の円高推移が一服したこともあり、前日終値近辺まで値を戻した。そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アクセルマーク<3624>に朝方から買いが殺到し、ストップ高買い気配のまま張り付く展開となった。アクセルマークは、前日3月14日に仮想通貨およびブロックチェーン（分散型台帳）技術を活用したオンラインエンターテインメント事業を開始すると発表（関連記事）したことが材料視されたもよう。
また、enish<3667>もストップ高となったほか、オルトプラス<3672>やエディア<3935>、サイバーステップ<3810>なども買われた。エディアは、前日3月14日に『ハローキティのドコカナアルカナ』の英語版を北米と欧州で配信開始（関連記事）したこともポジティブな材料として受け止められているようだ。
半面、モブキャスト<3664>やイグニス<3689>などがさえない。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- アクセルマーク株式会社
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 松川 裕史
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字（2023年9月期）
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3624