NEXT Studio、Steamでヒットを記録するドット絵謎解きゲーム『Death Coming』のiOS版を配信開始! 死神の仕事を手伝って魂を集めよう


NEXT Studioは、Steamで人気のドット絵謎解きゲーム『Death Coming』のiOS版を、3月15日より配信開始した。価格は240円。なお、Android版も今後配信予定とのこと。

<以下、リリースより>

【Steamでは大ヒット、iOSでも好調続くか】

先日、『Death Coming』開発チームのNEXT Studioが発表したことによれば、本作のモバイル版が間もなくリリースされ、中でもiOS版が先行して3月15日にリリース。そしてアンドロイド版もiOSの後に続いてリリースされる。

スタンドアローンのゲームがモバイル版のリリースを発表。これだけではニュースにはならないが、『Death Coming』がSteamであげた業績を考えれば状況は自ずと違ってくる。

2017年11月初旬、『Death Coming』はSteamで週間売上ランキング世界7位に輝いた。第三者機関の概算によれば、『Death Coming』はリリースから2ヶ月でSteamからの配信数が12万前後に到達。合計1千以上のユーザーレビューでは高評価が終始9割以上をキープ、一時は95%にも上った。このような小規模なインディーズ系ゲームにとって、これだけの業績をあげられるのはまさに偉業と言ってよいだろう。



【プレイ方法紹介】



ドット絵のストラテジーパズルゲームである『Death Coming』は、一風変わったプレイが楽しめる。本作ではプレイヤーは「死神」を演じ、日常生活でよく目にする道具やモノを使い、あの手この手で様々な「不幸な事故」を作り上げて目標をクリアしていく。

また、片手でマウスを動かすだけでゲームをクリアできる極めて簡単な操作性と上達のしやすさから、『Death Coming』は女性ユーザーの割合が高く、モバイル端末にとても適しているとされている。本作がリリースされてからすぐに多くのユーザーがモバイル版のリリースをデベロッパーに呼びかけていた。

簡単に言えば、『Death Coming』はこのような簡単な操作とプレイの独自性をあわせ持ちつつ、デバイスの性能に全く頼らないインディーズゲームなのだ。どんなプラットフォームにも進出でき、その行く手を阻むものは何もない。たとえモバイル端末であっても、『Death Coming』はデバイスの特徴と極めて高い親和性を持っているだろう。

【上々のレビューの勢いに乗ってモバイル版はインディーズゲームのユーザー層を開拓する可能性も】



2017年末から2018年初頭にかけて、『Death Coming』は国内外の数々の展示会で注目を集め、2018 SXSW Gaming Gamer’s Voice Award Nominees、 GMGC2017インディーズゲームデベロッパーコンテスト優勝、GAD2017最優秀PCゲーム、2017中国インディーズゲーム大賞最優秀デザイン賞、最優秀クリエイティブ賞等、業界のビッグな賞を相次いで受賞した。



もちろん、デベロッパーにしてみれば受賞は作品に対する業界の肯定的評価を表している。しかし、より重要なのは、優れたインディーズ作品が多くの人に知られ、作品のクオリティとそこに込められた真心に見合うだけの配信数が得られたことだ。

そのため、『Death Coming』にとって、Steamでの好調な勢いに乗ってモバイル版をリリースすることは、PC版で積み上げてきた好レビューによってモバイル版をよりよいものにすることである。また、モバイルゲームというより大きな市場で一層多くのユーザーを獲得する絶好の機会でもあるのだ。

『Death Coming』は3月15日リリースしたiOS版、そして続いてリリースするアンドロイドでPC版と遜色ない、或いはそれ以上の配信数を獲得できるのだろうか。今後の展開をどうぞお楽しみに。


■『Death Coming』

 

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