フォーサイドメディア、アニメやゲームなどのオリジナルグッズを受注生産販売する通販サイト「宝祭堂(ほうさいどう)」を3月31日にオープン

フォーサイド<2330>子会社のフォーサイドメディアは、アニメやゲームなどのオリジナルグッズを受注生産販売する通販サイト「宝祭堂(ほうさいどう)」を新たなサービスとして3月31日にオープンする。

同社グループでは、2017年3月31日に主にアミューズメント施設向け景品の企画・制作・販売を行うブレイクの子会社化(取得)を行い、ゲームセンターなどに設置されているプライズゲームの景品とする、アニメ・ゲームなどのオリジナルグッズを提供する事業に参入した。その上で、今回新たにサービス開始する「宝祭堂」では、プライズゲームの景品や一般店舗で販売されている量産型商品では無く、専用にキャラクターデザインを描き起こした商品や、こだわり抜いた素材や製法等を用いた商品など、より一層プレミアム感の高い“逸品的な限定商品”を、受注生産形式で販売していく。

アニメやゲームの市場は堅調に成長を続けており、一般社団法人日本動画協会の調査結果によると、アニメーション産業の市場規模は既に2016年時点で2兆円に達しており、経済産業省の調査報告資料によると、国内におけるゲーム市場規模も1.7兆円を超して、全ての国内におけるコンテンツ市場規模は、約12兆円とかなり大きな産業となっている。また、グッズ関連の市場性としては、一般社団法人日本玩具協会の統計資料によれば、2016年度の玩具の国内市場規模は、前年比100.3%の8,031億円で、3年連続で8,000億円を超える推移とさらに成長を続けている。

そのような市場概況の中、同社グループでは、さらにコアで熱狂的なアニメ・ゲームファンが、もっと喜んで満足するようなオリジナルグッズを提供することを模索し、様々なグッズを製造するメーカーやアニメおよびゲームの版権元と協議検討を重ねてきた。その結果、今回の発表の通り、従来の一般流通商品に比べて圧倒的にクオリティが高く、素材や製法にこだわり抜いた、プレミアム限定商品を提供する場として、「宝祭堂」を新たにサービス開始することとなったという。

なお、具体的な商品展開内容は、今後プレスリリースや「宝祭堂」のサイト上で、順次詳細を発表していくが、主にはアニメ・ゲームのキャラクターや、タイトルの作風をモチーフにしたデザインをプリントした各種グッズやアパレル商品、そして観賞用の工芸品や貴金属及びアクセサリーまで、多岐に渡った商品ラインアップを提供する。また、本サービスは受注生産販売であることから、余剰在庫を抱えるリスクが少なく、ブレイクと商品企画や製造を協力できることからも、グループ内でのシナジーも強く、これまでに培ってきたデジタルコンテンツ事業の経験を活かし、アニメやゲームの商品展開だけに留まらず、アイドルや声優などのタレントといった新しいジャンルでの商品化も積極的に進めていくとしている。
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