音声認識のアドバンスト・メディア、営業利益予想を3億円から6億5000万円に上方修正 「AI音声認識」や「音声 AI」が好調に推移

アドバンスト・メディア<3773>は、4月18日、2018年3月期の連結業績予想を上方修正、売上高36億8000万円(前回予想33億円)、営業利益6億5000万円(同3億円)、経常利益6億円(同2億7000万円)、最終利益5億円(同2億4000万円)とした。黒字転換となる見通し。従来予想からの修正率は、売上高が11.5%増、営業利益116.7%増、経常利益122.2%増、最終利益108.3%増となる。

同社では、「AI音声認識」や「音声 AI」の利用が好調に推移した、としている。コールセンター分野のCTI事業部が、引き続き大型のライセンス収入や案件を獲得したこと収益を押し上げた。営業利益については、売上高が前回予想を上回り収益性の高いライセンス収入などによって高い売上総利益率で推移するとともに、エンジニアの原価稼働が好調に推移したという。さらにグラモも大口顧客への販売と拡販が好調に推移し当初見込んでいた赤字幅が縮小する見通しとなった。