【速報】サイバーエージェント、第2四半期は営業益37%増の197億円 AbemaTVへの投資継続もネット広告中心に拡大

サイバーエージェント<4751>は、本日(4月26日)、第2四半期累計(17年10月~18年3月)の連結決算を発表し、売上高2074億円(前年同期比15.3%増)、営業利益197億円(同37.9%増)、経常利益185億円(同39.2%増)、最終利益42億円(同61.6%増)と大幅な増益を達成した。

 


「AbemaTV」への投資を継続的に行ったが、インターネット広告が順調に伸びたことに加え、投資育成事業、その他事業が拡大した。セグメント別の状況は以下のとおり。

①メディア事業
メディア事業には、「AbemaTV」、「FRESH!」、「Ameba」、「タップル誕生」がある。「AbemaTV」等の動画事業への投資期であるため、売上高149億円(同20.9%増)、営業損益75億円の赤字(前年同期97億円の赤字)だった。


②ゲーム事業
ゲーム事業には、Cygames、サムザップ、Craft Egg等が属している。既存タイトルが堅調な中、新たなヒットを創出し、売上高は741億円(前年同期比5.2%増)、営業利益141億円(同1.2%減)だった。


③インターネット広告事業
インターネット広告事業には、インターネット広告事業本部、CyberZなどが属している。スマートフォン向け動画広告の順調な販売により、売上高1187億円(同17.1%増)、営業利益120億円(同19.9%増)だった。


④投資育成事業
投資育成事業にはコーポレートベンチャーキャピタル、サイバーエージェント・ベンチャーズにおけるファンド運営などが属しており、売上高21億円(同135.2%増)、営業利益11億円(同3,897.4%増)だった。


⑤その他事業
その他事業には、シーエー・モバイル、ウエディングパークなどが属しており、売上高82億円(同37.3%増)、営業利益11億円(同54.5%増)だった。


 
■2018年9月通期の見通し

2018年9月通期は、売上高4200億円(前期比13.1%増)、営業利益300億円(同2.3%減)、経常利益280億円(同2.6%減)、最終利益50億円(同24.2%増)を見込む。

 
株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
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