【決算説明会速報2】サイバーエージェント、ネット広告は過去最高業績 「ネット広告に消極的だったナショクラが動画広告に注力し始めた」



サイバーエージェント<4751>の藤田晋社長(写真)は、この日(4月26日)、東京都内で開催した決算説明会で、インターネット広告事業の業績が過去最高を更新したことを明らかにした。売上高は前年同期比16.9%増の614億円、営業利益が同23.3%増の65億円だった。
 


3月で期末を迎える企業が多いため、例年、収益が集中する時期であることに加えて、スマートフォン広告、特に動画広告が伸びた、としている。動画広告は、この四半期では1.5倍の102億円と四半期ベースで初の100億円突破となった。
 


この拡大の背景には、食品や自動車、ファッション関係を中心に、これまでネット広告への出稿に消極的だったナショナルクライアントが動画広告に積極的に取り組んでおり、新規顧客となっていることも大きいとのことだった。

サイバーエージェントでは、本体だけでなく、CyberZやCyberBullなどでも広告代理事業を展開しているが、動画広告の制作やアドテク、動画スタジオまで揃っており、運用力に加えて、ワンストップで提供できる強みが生きているという。
 


なお、会場からFacebookなど昨今のネット広告をめぐる騒動への質問を受けると、影響は軽微とした。「代理業では例えば1000万円でプロモーションをしてほしいと依頼を受けたら、それに合わせて最適なポートフォリオを組む。仮に問題のあるサイトがあった場合、1000万円の行き先がより広告効果の高い人気サイトに行くだけ。広告需要の大きさが変わらなければ当社には影響はない」と藤田社長は説明した。
株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
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