エイティング、第3四半期は大型タイトルの受託を行い経常益433%増

  エイティング<3785>は、本日(8月8日)、第3四半期累計(2010年10月~2011年6月期)の連結業績を発表し、売上高18億円(前年同期比30.0%増)、営業利益3億3100万円(同556.9%増)、経常利益3億2900万円(同433.5%増)、四半期純利益1億6900万円(同538.1%増)だった。

    

同社では、PS3やXBox360、ニンテンドー3DSなどのゲームソフトの受託開発を行っているが、大型タイトルの開発を行ったことにより、大幅な増収増益を達成したとしている。主力のゲームソフト開発事業は、売上高16億8200万円(同29.9%増)、営業利益6億1600万円(同101.3%増)だった。

また、9月より、スマートフォンなどモバイルコンテンツの受託開発の受託案件も開始し、複数案件を受託したことで増収となったものの、営業費用が売上高を大きく上回った結果、営業損益は赤字となった。売上高1億1700万円(同32.9%増)、営業損益2200万円の赤字(前年同期1100万円の黒字)だった。

このほか、ネットワークコンテンツ開発については、オンラインゲームの開発スケジュールが変わったことにより、運営開始時期の見直しを行い、売上計上時期が遅れたとのこと。売上高9万6000円、営業損益900万円の赤字だった。  

■2011年9月通期の見通し

2011年9月通期は、売上高20億1800万円(前期比24.2%増)、営業利益1億4300万円(同154.6%増)、経常利益1億4300万円(同107.8%増)、当期純利益6200万円(同113.4%増)を見込む。    

同社では、第3四半期の時点で通期予想を上回っているものの、ゲームソフト市場の動きが鈍く、受注や売上の見通しが不透明なため、業績予想の修正は行わない、としている。

株式会社エイティング
http://www.8ing.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エイティング
設立
1993年3月
代表者
鮫島保彦
決算期
9月
上場区分
未上場
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