【ゲーム株概況(5/9)】好決算のカプコンが大幅高 Eガーディアンにも見直し買い 下方修正のボルテージが軟調
5月9日の東京株式市場では、日経平均株価は反落。前日比99.81円安の2万2408.88円で取引を終えた。高値警戒感がでていたうえ、トランプ米大統領が欧米など6カ国とイランが結んだ各合意から離脱すると表明したことを受けて、海外勢を中心にリスク回避の動きから売りが優勢となった。
そうしたなか、ゲーム関連株では、カプコン<9697>が大幅高となった。2018年3月期の連結決算が、『モンスターハンター:ワールド』の世界的な大ヒットなどにより、営業利益ベースで過去最高益を更新したことに加え、2019年3月期の見通しについてもさらに増収増益を見込む計画を打ち出したことが好感された。
【関連記事】
・カプコン、18年3月期は売上高8%増、営業益17%増に 全世界750万本出荷の記録的な大ヒットとなった『モンハン:ワールド』がけん引役に
イー・ガーディアン<6050>も大幅高となった。決算発表翌日となった5月8日、目先材料出尽くしで売り込まれたものの、見直し買いあるいはリバウンド狙いの買いが入った模様だ。同社の発表した決算は、ゲームサポートなどの業績が伸び、営業利益は35%増の5億2000万円と大きく伸びた。
【関連記事】
・イー・ガーディアン、2Qは売上高21%増、営業益35%増と2ケタ増収増益に ゲームサポートで海外ゲーム企業の多言語CSに対応
半面、ボルテージ<3639>が軟調だった。2018年6月期通期の連結業績予想の下方修正したことが嫌気された。同社は、売上高を従来予想80億円から73億円(増減率8.8%減)、営業損益を9億円の赤字から11億円の赤字に引き下げた。
【関連記事】
・ボルテージ、18年6月期通期予想を下方修正…最終赤字は7.5億円から14億円に拡大 主力の日本語女性向けが苦戦 新作も収益化に遅れ
【ゲーム関連株一覧】
そうしたなか、ゲーム関連株では、カプコン<9697>が大幅高となった。2018年3月期の連結決算が、『モンスターハンター:ワールド』の世界的な大ヒットなどにより、営業利益ベースで過去最高益を更新したことに加え、2019年3月期の見通しについてもさらに増収増益を見込む計画を打ち出したことが好感された。
【関連記事】
・カプコン、18年3月期は売上高8%増、営業益17%増に 全世界750万本出荷の記録的な大ヒットとなった『モンハン:ワールド』がけん引役に
イー・ガーディアン<6050>も大幅高となった。決算発表翌日となった5月8日、目先材料出尽くしで売り込まれたものの、見直し買いあるいはリバウンド狙いの買いが入った模様だ。同社の発表した決算は、ゲームサポートなどの業績が伸び、営業利益は35%増の5億2000万円と大きく伸びた。
【関連記事】
・イー・ガーディアン、2Qは売上高21%増、営業益35%増と2ケタ増収増益に ゲームサポートで海外ゲーム企業の多言語CSに対応
半面、ボルテージ<3639>が軟調だった。2018年6月期通期の連結業績予想の下方修正したことが嫌気された。同社は、売上高を従来予想80億円から73億円(増減率8.8%減)、営業損益を9億円の赤字から11億円の赤字に引き下げた。
【関連記事】
・ボルテージ、18年6月期通期予想を下方修正…最終赤字は7.5億円から14億円に拡大 主力の日本語女性向けが苦戦 新作も収益化に遅れ
【ゲーム関連株一覧】
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 最高執行責任者 (COO) 辻本 春弘
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1259億3000万円、営業利益508億1200万円、経常利益513億6900万円、最終利益367億3700万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697
会社情報
- 会社名
- 株式会社ボルテージ
- 設立
- 1999年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 津谷 祐司
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高42億5700万円、営業損益8400万円の赤字、経常損益6300万円の赤字、最終損益3900万円の赤字(2023年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3639
会社情報
- 会社名
- イー・ガーディアン株式会社
- 設立
- 1998年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 高谷 康久
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高117億5200万円、営業利益22億7200万円、経常利益23億1400万円、最終利益16億8900万円(2022年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6050