ハーツユナイテッドグループ、18年3月期の営業益は9.0%減の17億円 「EVO Japan」で1.2億円の損失計上や遊技機関連の受注縮小で

ハーツユナイテッドグループ<3676>は、本日5月11日、2018年3月期の連結決算を発表し、売上高173億5300万円(前の期比12.4%増)、営業利益17億3500万円(同9.0%減)、経常利益17億8200万円(同10.7%減)、最終利益12億円(同51.0%増)だった。

 


主にデジタルハーツの展開するデバッグ事業が業績をけん引したことで増収となったものの、格闘ゲーム大会「Evolution Championship Series:Japan(「EVO Japan」)が営業損失となったことに加え、デバッグ事業において2018年2月の遊技機規則改正に伴い第4四半期のパチンコ・パチスロのデバッグ需要が想定以上に縮小したこと、グループ全体の今後の成長を見据え、人材をはじめとする積極的な投資を行ったため、営業利益と経常利益は減益となった。最終利益は伸びたが、前の期に計上したのれん等の減損損失による影響が縮小したため。

なお、同社の決算説明会資料によると、「EVO Japan」に関わる損失は1億2400万円になったとのこと。

 


続く2019年3月期は、売上高210億円(前期比21.0%増)、営業利益22億円(同26.7%増)、経常利益22億2400万円(同24.8%増)、最終利益15億3300万円(同27.7%増)を見込む。

 
株式会社デジタルハーツホールディングス
https://www.digitalhearts-hd.com/

会社情報

会社名
株式会社デジタルハーツホールディングス
設立
2013年10月
代表者
代表取締役社長CEO 二宮 康真
決算期
3月
直近業績
売上高365億1700万円、営業利益30億円、経常利益31億5200万円、最終利益7億9900万円(202年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3676
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