カドカワのゲーム事業、18年3月期は増益達成…『天華百剣 -斬-』や『結城友奈は勇者である 花結いのきらめき』『DARK SOULSⅢ』が貢献



カドカワ<9468>が5月10日に発表した2018年3月期の決算で、映像・ゲーム事業は、売上高が前の期比6.8%増の474億円、営業利益が同13.2%減の28億円と増収減益となった。前の期にあった、大ヒット作品「君の名は。」の反動減があったため、事業全体の営業利益は落ち込んだものの、ゲーム事業に限っては好調で増益だったとのこと(具体的な数字は開示されていない)。

ディー・エヌ・エー(DeNA)との共同タイトル『天華百剣 -斬-』や、オルトプラスとの共同タイトル『結城友奈は勇者である 花結いのきらめき』などスマートフォンゲームアプリに加えて、コンソールゲーム『DARK SOULSⅢ』が年度を通じて好調を維持したという。また新作『ARK: Survival Evolved』のヒットや『ダンガンロンパ』シリーズを中心としたSteamでのキャンペーンも成功を収めたとのこと。