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【発表会】「ゲーム外を制する者が、ゲームを制す」…ディライトワークス・塩川氏が”FGO PROJECT クリエイティブプロデューサー”に就任した意図を明かす

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ディライトワークスは、同社の執行役員クリエイティブオフィサーである塩川洋介氏のFGO PROJECTにおける肩書きを、2018年4月1日より、これまでのクリエイティブディレクターから”クリエイティブプロデューサー”に変更したことを受け、5月15日、同社内にて「FGO PROJECT クリエイティブプロデューサー 就任説明会」を開催した。
 
本説明会では、クリエイティブプロデューサー就任の意図や役割の変化、今後の取り組みについて塩川氏より紹介が行われた。本稿では、その模様をレポートしていく。
 

▲FGO PROJECT クリエイティブプロデューサーに就任した、ディライトワークスの塩川洋介氏。
 

■FGO PROJECTとは?

 
登壇した塩川氏は、まずFGO PROJECTがこれまでに行ってきた施策や、今後控えている展開について簡単に紹介を行った。
 
FGO PROJECTの根幹となるスマートフォン向けゲーム『Fate/Grand Order』は、約3年前となる2015年7月よりAndroid、8月よりiOSにて配信を開始した。これまで、日本国内では1200万ダウンロードを達成。中国、香港、台湾、マカオ、韓国、北米、オーストラリアに展開し、全世界で3000万ダウンロードを達成する人気アプリに成長している。
 

 
また、ゲーム外にも様々なプロジェクトを展開しており、2017年12月にはPlayStation VR専用タイトル『Fate/Grand Order VR feat.マシュ・キリエライト』(関連記事)を配信開始、2018年5月現在はSCRAPとの共同開発によりリアル脱出ゲームとコラボした「謎特異点Ⅰ ベーカー街からの脱出」(関連記事)を全国6都市にて8月まで実施している。
 
 
 
さらに、今後の展開としても2018年7月にはセガとの共同開発にて実現した『Fate/Grand Order Arcade』(関連記事)を稼働開始予定。2018年8月にはフィギュア化されたサーヴァントやコマンドカードを駆使して遊ぶボードゲーム『Fate/Grand Order Duel -collection figure-』(関連記事)のシリーズ第1弾を8月、第2弾を9月に発売予定だ。
 
 
 
当初はスマートフォン向けタイトルとしてサービスを開始した『Fate/Grand Order』だが、これ以外にもアニメやコミカライズ、2.5次元ミュージカルなど形を変えて、様々な媒体やジャンルでゲーム外にも広がってきたと塩川氏はFGO PROJECTの現状を紹介した。
 

▲エイプリルフールである4月1日にはARを活かしたアプリも配信され話題となった。
 

■クリエイティブプロデューサーの役割

 
ここからは、今回、塩川氏が就任したクリエイティブプロデューサーとしての役割について言及した。
 
 
▲塩川氏は、2016年1月にディライトワークスに入社。FGO PROJECTにはそれ以前から携わっており、2018年3月までFGO PROJECT クリエイティブディレクターとして『Fate/Grand Order』の開発に携わってきた。
 
塩川氏の説明によると、これまでは『Fate/Grand Order』の開発・運営を中心に開発チームの現場指揮やゲームとしての意思決定を行ってきたが、これからは対象がFGO PROJECT全体のゲーム展開へと拡大。新規プロジェクトの企画立案や各プロジェクトのゲームとしての意思決定を中心に行っていくと話した。
 
では、何故このタイミングだったのか。その理由を説明するにあたって、塩川氏は『Fate/Grand Order』で行ってきたこれまでの展開についての振り返りを行った。
 

 
リリース後は2016年12月に第1部を完結させることを目標に、開発責任者としてプロジェクト一丸となって開発を進めていたという。当時は、ストーリー・ゲームの双方を交えて用意していた壮大な仕掛けを大成功させるために開発現場を率いていたと塩川氏は語る。
 
そうした想いから大きな成果を得ることができた2016年末、「では、次にどうしよう」となった2017年は新たに始まった第1.5の完走が大きな目標となる。その中で2016年12月を超える年末を迎えるため、第2部の序章などの準備を進めてきた。この2017年が『Fate/Grand Order』にとって、大きな飛躍の年となったと塩川氏は話す。ゲーム内だけでなく、Twitterのトレンドで話題になるなど、これまで『Fate/Grand Order』に触れてこなかった新規ユーザーが大量に流入してきたことを明かした。
 
そうして迎えた2018年、『Fate/Grand Order』をより多くの方に、より楽しく遊んでもらうためにはどうすれば良いか。塩川氏は、これまで約1年のスパンで走り抜けてきた第1部や第1.5部とは異なり、第2部はより中期~長期のスパンになってくることが想定されるとコメント。その中でこれまで通りゲーム内の開発・運営を見続けていくこともできたが、もう二歩、三歩へと『Fate/Grand Order』を発展させるために、塩川氏の役割をFGO PROJECT全体のクリエイティブを見る業務に変更させて欲しいと申し出たのだと心境を語った。
 

▲『Fate/Grand Order』についても、第2部より開発ディレクターを引き継いでいるカノウヨシキ氏を中心に、これまで運営に携わってきたメンバーや新しく加入した方を含めて盤石の体制となっているとコメント。
 
こうした動きの中で、これからどういった展開を行っていくかにあたって、ひとつキーワードとなる言葉があるという。塩川氏は「ゲーム外を制する者が、ゲームを制す」と考えていると話を続けた。
 

 
この言葉が意図するところは、何かのランキングでトップを取るといった野心的なものではなく、2017年までの『Fate/Grand Order』を振り返ったとき、ゲームから派生した部分に助けられて、ユーザーの方々に育ててもらったタイトルだというところにあると話す。例えば、ゲームの中の仕掛けがTwitter上で話題となり盛り上がるなど、ゲームの外側で起こることも含めて『Fate/Grand Order』はここまで成長してこられたのだと具体例を挙げた。
 
さらに塩川氏は、この話は『Fate/Grand Order』だけでなくスマートフォンゲーム全体にも言えることではないかと話す。クオリティが高いゲームが氾濫してきた昨今、その中でユーザーの時間を割いてもらうにはゲームのクオリティ以外の部分にどのような付加価値を提供できるかも考えなければならないという。『Fate/Grand Order』の2年を目の当たりにしてきた中で、こうした動きの延長線上にできることはないかと考えたとき、ゲーム外での付加価値という部分も極めたいという意図があり、自身の役割を変更するに至ったのだと経緯を明かした。
 

FGO PROJECTの未来

 
では、役割を変えた塩川氏はFGO PROJECTのこの先をどのように見据えているのだろうか。コンセプトは“FGOのある生活”を、デザインすることだという。
 

 
例えば、現在開催されているFate/Grand Order×リアル脱出ゲームでは、「春のミステリーフェア2018」と称してWebサイトやゲーム内でも数々の施策を展開。中心にあるのはFate/Grand Order×リアル脱出ゲーム「謎特異点Ⅰ ベーカー街からの脱出」だが、謎やミステリーを軸とした多面展開を行っている。
 

 
ここで塩川氏が大事にしていると語るのは、全ての中心が「マスターとしての体験をできる」というところに通じているかどうかだという。スマートフォンで感じられるマスターとしての体験を現実世界で表現してみたり、ゲーム内ではあるが自身で真犯人を推理しなければいけない部分を演出してみたり、マスターになる”という体験をよりリッチで感情移入できるものにしていきたいと話した。
 

▲こういった考え方をFGO PROJECT全体に適応すると、どのように“FGOのある生活”をデザインしていくかというところに行き着く。
 
特に塩川氏が言葉強く力説したのは、ただのメディアミックスやIP展開とは異なるということ。あくまでも”マスターになる”という体験が中心に据えられており、これを如何に楽しく、多彩な形でプレイヤーに体験してもらえるかが肝になっているとの話だった。そうして生活の一部になることで、“FGOのある生活”を体験してもらうことをゲームプロジェクトの中で設計しているとのこと。
 
最後に、こうしたFGO PROJECTの未来を実現するため、この度、ディライトワークスではFGO PROJECT総合プロデュースチームを発足することになったことを発表して本説明会の締めとした。



 
(取材・文 編集部:山岡広樹)


 
■『Fate/Grand Order 』
 

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(C)TYPE-MOON / FGO PROJECT
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企業情報(ディライトワークス株式会社)

会社名 ディライトワークス株式会社
URL http://delightworks.jp/
設立 2014年1月
代表者 庄司顕仁
決算期
直近業績
上場区分
証券コード

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