スクエニ、2018年3月期の経常利益は2.3倍の341億円 利益率の高い過年度発売タイトルのDL販売が貢献 『FFXIV』と『DQX』拡張ディスクと運営も好調

ゲームソフト大手のスクウェア・エニックスの2018年3月期の決算が明らかになった。売上高が前の期の17.5%増の1922億9100万円、経常利益が同129.2%増の341億6100万円、最終利益が同146.2%増の279億6300万円と大幅な増益となった。前の期(2017年3月期)が大きく利益を減らしており、急回復となった。

スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>の決算によれば、家庭用ゲームソフトで「NieR:Automata」をはじめとする過年度発売タイトルのダウンロードを中心とした利益率の高いリピート販売が好調だった。『ファイナルファンタジーXIV』および『ドラゴンクエストX』の拡張版ディスクの発売・運営も収益を押し上げた。

また、スマホゲームについては、『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』『星のドラゴンクエスト』『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』『キングダム ハーツ ユニオン クロス』など既存タイトルが国内外で好調に推移したほか、ロイヤリティ収入が増加した、としている。
株式会社スクウェア・エニックス
https://www.jp.square-enix.com/

会社情報

会社名
株式会社スクウェア・エニックス
設立
2008年10月
代表者
代表取締役社長 桐生 隆司
決算期
3月
直近業績
売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)
企業データを見る
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
https://www.hd.square-enix.com/jpn/

会社情報

会社名
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
設立
1975年9月
代表者
代表取締役社長 桐生 隆司
決算期
3月
直近業績
売上高3432億6700万円、営業利益443億3100万円、経常利益547億0900万円、最終利益492億6400万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9684
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