【ゲーム株概況(7/11)】難地合い下でイグニスが買われる…岩本町芸能社とのVRアイドルライブが刺激材料に 大手ゲームの一角もしっかり

7月11日の東京株式市場では、日経平均株価は4日ぶりの反落となり、前日比264.68円安の2万1932.21円で取引を終えた。米国が中国製品に追加関税を課す措置の原案を公表したことで、米中の貿易摩擦への懸念が再燃する格好となり、朝方から売り物が先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、イグニス<3689>が終日強含みの推移となるなど強さを見せた。イグニスは、7月10日に子会社のパルスの提携先である岩本町芸能社と、VRアイドルユニット「えのぐ」による岩本町劇場プレオープン記念ライブを8月10日開催すると発表したことが株価の刺激材料となっているようだ。

また、全体に軟調な銘柄が目立つ中で、ネクソン<3659>が堅調な推移となったほか、セガサミーHD<6460>やスクウェア・エニックスHD<9684>など大手ゲーム株の一角もしっかり。

半面、前日まで3日続伸していたアカツキ<3932>が反落し、モブキャストHD<3664>やAiming<3911>の下げがきつい。


■関連銘柄
株式会社イグニス
http://1923.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社イグニス
設立
2010年5月
代表者
代表取締役社長 銭 錕(センコン)/代表取締役CTO 鈴木 貴明
決算期
9月
企業データを見る