藤商事、第1四半期は売上高76%減、3億円の営業赤字に転落 前年同期の営業利益は44億円 パチンコ機器の販売が99.7%減と大幅減に

パチンコやパチスロ機器を手がける藤商事<6257>は、本日7月30日、第1四半期(4~6月)の連結決算を発表し、売上高43億3200万円(前年同期比76.5%減)、営業損益3億7300万円の赤字(前年同期は営業利益44億6000万円の黒字)、経常損益2億6700万円の赤字(同45億3400万円の黒字)、四半期純損益2億1100万円の赤字(同28億4800万円の黒字)と大幅減収・赤字転落となった。

 


パチンコ遊技機については新機種の投入などはなく、前事業年度に発売したシリーズ機種の販売を行ったため、販売台数が前年同期比で99.7%減と大きく減らした。パチスロ遊技機についても、3機種を新たに投入したが、販売台数が同4.8%減の1万1000台と低下した。

このほか、2018年3月より配信を開始したスマートフォン向けゲーム『23/7 トゥエンティ スリー セブン』については、継続的にイベントやプロモーション活動を実施したことにより、累計100万ダウンロードを達成したとのこと。

2019年3月通期は、売上高380億円(前期比27.4%減)、営業利益20億円(同55.6%減)、経常利益20億円(同52.8%減)、最終利益13億円(同48.5%減)を見込む。