【発表会】『アークザラッド2』のスタッフが再集結したシリーズ最新作! 事前登録もスタートした『アークザラッドR』発表会をレポート


株式会社フォワードワークスは、7月30日に秋葉原UDXシアターにて、スマートフォン向け新作タイトル『アークザラッドR』の発表会を行った。

本作は、ソニーがプレイステーション用ソフトとして発売した『アークザラッド』シリーズの後継作であり、ソニーの子会社であるフォワードワークスからリリースされる。


▲発表会の進行のために登壇したのは、エグゼクティブディレクターの川口智基氏。


▲『アークザラッドR』の制作には、シリーズ1作目、2作目の制作を手掛けた面々が再集結している。

『アークザラッドR』は、これまでの『アークザラッド』シリーズと同じ世界が舞台となっている。時系列としては『アークザラッド2』のエンディングから10年後の世界を描いている。



▲『アークザラッド2』のエンディングは、勇者アークと聖女ククルの犠牲によって魔王は封印されるものの、"大崩壊"と呼ばれる大災害によって世界の半分が沈んでしまうという衝撃的なものだった。

『アークザラッドR』では、新たな主人公"ハルト"と、ハルトが出会う謎の少女"ミズハ"を主軸としてゲームが進行していく。1作目、2作目に登場したキャラクターたちも引き続き登場する。



▲主人公のハルトとヒロインのミズハ。



▲2作目までに登場したキャラクターたちも雰囲気が変わり、10年という月日の経過を感じさせてくれる。


▲『アークザラッド2』までにはなかった"帝国"や、"神獣"など初出のキーワードも見受けられる。

また、今回の発表会では初めて戦闘画面も公開された。これまでのシリーズと同じく、戦闘はシミュレーション形式で行われ、側面や背後からの攻撃によってダメージがアップするといったシステムも受け継がれている。


▲戦闘画面の説明に際して登壇したのは、開発を請け負っている株式会社オルトプラスの第3スタジオに所属する、新川はるか氏と、佐藤悠平氏のおふたり。

そこに、ターン経過や行動によって溜まったMPを消費して放つ"アクティブスキル"や、自動で発動する"オートスキル"といった独自のシステムを導入している。




『アークザラッド』シリーズはやりこみ要素の多さも魅力のひとつだ。本作のやりこみ要素についても公開されている。"ハンターズギルド"、"闘技場"や、全50階もあった遺跡ダンジョンを模したような"古代王の地下遺跡"など、シリーズファンならお馴染みの名前が並んでいる。



続けて、企画・原案・ゲームデザインを手掛けた土田俊郎氏が登壇し、「ファンの思い入れを大切にしつつも、新作として話のスケールを大きくしつつ、予想のつかないような、先の展開が気になるものを作りたいと思った」と『アークザラッドR』開発にかける思いを語った。


▲「苦労はしたが、これって『アーク』だねと言ってもらえるようなものに仕上がった」とも言っていた。

川口氏から本作の末尾につく"R"の意味について聞かれると「リボーンやリブートなど様々な意味を持つが、ストーリーに絡むキーワードでもある」と回答。「新たな主人公とヒロインによるオリジナルストーリーでありつつ、『アークザラッド2』の続きの物語としての両立ができている」とし、従来のファンだけでなく、このシリーズに馴染みがない方にも手に取ってほしいと締めくくった。


▲現在公開されている謎のビジュアルの人物についてはノーコメント。物語の核心に迫る重要な人物なのだろう。

リリースに先駆けて事前登録キャンペーンが開始される。登録者数が20万人を突破すれば、シリーズでも屈指の人気キャラクターであるトッシュ(☆4)がプレゼントされる。また、Twitterフォロー&リツイートキャンペーンとして、豪華なインフォメーションキットも用意されている。

▼『アークザラッドR』公式Twitterアカウント
https://twitter.com/arcthelad_r




また、PlayStation Storeにおいて、ゲームアーカイブス版『アークザラッド』と『アークザラッド2』が、8月22日まで半額となる。



最後に、11月3日に横浜みなとみらいホールにて開催される「Game Symphony Japan 41th CONCERT」において、『アークザラッドR』の楽曲も演奏されることが発表された。



▼「Game Symphony Japan 41th CONCERT」特設ページ
http://gamesymphony.jp/concert/2018/41st.html

発表会後には試遊台も用意されていた。実際に触ってみると、スマートフォン向けのシミュレーションRPGとしては戦闘マップが広く、敵味方の配置や向き、オートスキルの範囲や残りMPなど、思考するポイントも多く、遊びごたえがありそうな印象だった。

敵キャラクターも従来のシリーズにでてきたものが多く、しっかりと『アークザラッド』をプレイしている感覚になれるし、操作は軽快でスマートフォン向けに調整されているため、土田氏の言うようにシリーズファンにも、新規ユーザーにとっても遊びやすいタイトルになるだろう。



■​『アークザラッド R』
 

公式サイト

公式Twitter



(C)Sony Interactive Entertainment Inc.  (C)ForwardWorks Corporation.
Developed by AltPlus Inc.
株式会社オルトプラス
http://www.altplus.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社オルトプラス
設立
2010年5月
代表者
代表取締役CEO 石井 武
決算期
9月
直近業績
売上高43億8700万円、営業損益5億5600万円の赤字、経常損益5億2200万円の赤字、最終損益4億2000万円の赤字(2023年9月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3672
企業データを見る
株式会社フォワードワークス
https://forwardworks.com/

会社情報

会社名
株式会社フォワードワークス
設立
2016年4月
代表者
代表取締役社長 植田 浩
企業データを見る