富山県魚津市、「ゲームのまち」推進プロジェクトの総合戦略アドバイザーに「サクラ大戦」や「無双シリーズ」にも携わった蛭田健司氏が就任


富山県魚津市は、2017年より開始した自治体初の「ゲームのまち」推進プロジェクトにおいて、プロジェクトの総合戦略アドバイザーとしてAKALI代表の蛭田健司氏が就任したことを発表した。

(以下、プレスリリースより)

【なぜ富山県魚津市が「ゲームのまち」を推進するのか】 
魚津市は海岸から山岳地までの距離が短く、広大な工業適地が少ないという地理環境上、大規模な企業誘致が難しい状況にあります。また、就業のために県外に転出する若者などを中心に人口減少が進んでいることが、市の大きな課題となっています。

これらの課題を克服するため、首都圏から離れた狭い土地でも事業展開が可能で、若者層を中心に幅広い世代から関心が高い「ゲーム産業」に着目し、人材育成や企業誘致、創業支援に取り組むこととしました。そして、「若者や働き盛りの世代に、ふるさとで好きな仕事をしてもらう」ことを目的に、ゲーム開発等に携わる人材育成・創業支援・企業誘致を目指す新分野産業育成プロジェクト「つくるUOZUプロジェクト」が2017年より開始されました。

2018年は昨年に引き続き、ゲームクリエイター志望者の掘り起し・育成を行うため、ゲームクリエイター育成・支援イベント「GAMEサミット」、プロジェクト参加者開発のゲームの出展やe-sports大会の開催などを行う「UOZUゲームフォーラム2018」を開催していきます。

プロジェクト概要ページ:https://detail.uozugame.com/

【プロジェクト総合戦略アドバイザーに蛭田健司氏が就任】 
今後プロジェクトでは、クリエイター育成・創業支援のほか、都市部の人材不足と地方の優秀な人材をマッチングさせていくために、市内へのゲーム企業の誘致を推進していきます。 その他、誘致以外の取り組みとして、ゲームやゲーム技術を用いた受託開発ビジネスの検討、最新の技術を取り入れたビジネスにも挑戦していく予定です。

今後、人材育成をはじめ、企業誘致や各種ゲーム関連ビジネスにおける戦略立案や事業のブランディングなど、総合的に進めていく必要があるため、総合企画・プロデュース企業であるAKALI代表の蛭田健司氏に当プロジェクトの総合戦略アドバイザーとして就任いただきました。

<蛭田健司氏略歴> 
現セガゲームス入社後「サクラ大戦シリーズ」などの開発に参加、現コーエーテクモゲームス入社後は「無双シリーズ」の開発に携わり、「真・三國無双Online」の技術責任者を経て、カナダスタジオに出向。現地責任者として経営を担った。クルーズ入社後はネイティブゲーム事業の立ち上げを行い、担当した「ACR DRIFT」は日本発のゲームとして初めてApp Storeの全世界135ヶ国でBest New Gamesに選出。その後ヤフーにてゲーム部門長、子会社の執行役員CTO、人材開発室長などを経験。2016年、エディアの顧問に就任。 2018年AKALI設立、ISAOのアドバイザーに就任。