マーベラス、プライズマシン『TRYPODTM』で複数の特許を取得

 

マーベラス<7844>は、2017年11月からアミューズメント市場に投入しヒット商品となっている新機軸プライズマシン『TRYPODTM』(トライポッド)について、複数の特許を取得したと発表した。

『TRYPOD』は、これまでのプライズゲームの中心的存在であるクレーンゲームマシンとは異なった、全く新しいコンセプトと機構を持ったプライズマシン。筐体に空いた大きな穴の円周部分に配置された「リング LED」の淵より複数のアームが中心に向かって突出しており、プレイヤーは回転する「リング LED」の光を、狙ったアーム位置で止めて複数のアームを落とすことにより景品を獲得する新感覚のプライズマシン。どのアームから狙って落とすかがプライズ獲得の鍵となり、アームが落ちるたびに景品がグラっと揺れ、プレイヤーのドキドキ感が増幅されるようなシステムとなっている。


【取得した特許の概要】
今回、『TRYPOD』で取得した特許は、ゲーム筐体の形状、プライズゲームとしての機構、ゲーム(遊び)としての過程・内容など広範囲に及ぶもので、『TRYPOD』のアーケードゲームとしての新規性および進歩性が多岐にわたって認められた結果という。

具体的には、これまでのクレーン型とは異なり、筐体内に設置された開口部(形状は任意)の外縁部から伸びたアームが景品を支える筐体構造、およびプレイヤーのボタン操作により開口部の外周を回転する点灯装置(LED)が停止し、アームが下部に折れ曲がることで景品が移動、落下、取得できる仕組みそのものに独自性が認められているとのこと。
 


■ 発明の名称:ゲーム装置
■ 特許番号 :第 6375000 号、第 6375001 号

なお、特許協力条約に基づく国際出願等、海外においても特許出願中。『TRYPOD』は 2017 年 11 月の稼働開始以来、アミューズメント施設および複合型エンターテイメント施設など広範囲な施設に導入され、新基軸のプライズマシンとして好評で、引き続き各方面からの需要に対応するべく増産を続けている。また、2018 年夏から中国・香港・シンガポール・韓国などのアジア圏を皮切りに、海外展開も開始したそうだ。


【製品スペック】
商品名 : TRYPOD(トライポッド)
ジャンル : プライズマシン
稼働日 : 2017年11月から順次稼働開始
プレイ料金 : 100 円~
サイズ : W1600×D970×H1750mm
重量 : 250kg
消費電力 : 150W
株式会社マーベラス
https://www.marv.jp/

会社情報

会社名
株式会社マーベラス
設立
1997年6月
代表者
代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
決算期
3月
直近業績
売上高253億4100万円、営業利益24億8800万円、経常利益29億3100万円、最終利益19億2500万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7844
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