三菱UFJモルガン、コーエーテクモのソーシャルゲームの1Q売上を5億円程度と推定

三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、8月12日付のコーエーテクモホールディングス<3635>のレポートで、同社の第1四半期のソーシャルゲームの売上高は5億円程度であった、と推定している。 同証券では、コーエーテクモのソーシャルゲームを開始して以来の四半期ごとの売上の推移について、2011年3月期2Qが1億円、3Qが6億円強、4Qが5億円強で、合計13億円程度・営業利益7億円と推定。新規タイトルを投入しているものの、登録会員数や稼働顧客数、客単価が伸び悩んでおり、競争激化による減速傾向もみえると指摘している。 こうした状況を鑑み、同証券では、今後3ヵ年のソーシャルゲーム事業の収益見通しについて、売上高を各期6億円、営業利益を3億円減額した模様。2012年3月期の予想は、売上高24億円・営業利益13億円、2013年3月期は34億円・17億円、2014年3月期は42億円・21億円になると予想している。 なお、レーティングは「Outperform」の継続として、今後12ヵ月間の目標株価については840円から830円に引き下げた。