【イベント】『Fate/Grand Order Arcade』が早くも稼働後2回目のファンミーティングを開催 人気サーヴァント「ジャンヌ・ダルク」の実装を発表!


FGO ARCADE PROJECTは、9月28日にセガ秋葉原3号館にて、『Fate/Grand Order Arcade』(以下、『FGO Arcade』)のイベント「Fate/Grand Order Arcade ファンミーティング 2018.9 in 秋葉原 Part2」を開催した。会場の様子とともに、公開された新情報をレポートしていく。

なお、『Fate/Grand Order Arcade』のファンミーティングは、9月初頭にも開催されている(関連記事)。今回のファンミーティングも前回に引き続き、司会進行はセガ・インタラクティブの藤木氏が担当し、『FGO Arcade』ディレクターを務めるゲームセンターいかみ氏も、イベント開始とともに登壇した。


▲セガ・インタラクティブの藤木氏。


▲『FGO Arcade』ディレクターのゲームセンターいかみ氏。

さらに、FGO PROJECTクリエイティブプロデューサーの塩川洋介氏、『FGO Arcade』マーケティングディレクターのクイック石倉氏も登壇。サプライズ登場ではあったものの、前回の流れから登場を予期していたファンも少なくなかったようだ。


▲クリエイティブプロデューサーの塩川洋介氏(写真左)と、マーケティングディレクターのクイック石倉氏(写真右)。

イベントではまず、『FGO Arcade』公式サイト内で展開している、「Fate/Grand Order Arcade ディレクター ゲームセンターいかみレター」に届いたユーザーからの質問に、いかみ氏が答えていく「教えて!!ゲームセンターいかみさん」のコーナーがスタート。


▲コーナー開始早々、石倉氏から「この画像いつ変わるんですか?」と聞かれたいかみ氏は「一刻も早く変えたい」とコメント。会場の笑いを誘った。

質問への返答に入る前に、1点謝罪要項として前回のファンミーティングで「クー・フーリン(キャスター)のクイックに修正は入っていない」と発言した件について、事後の再調査によって、意図していない変化があったことを明言し、お詫びするとともに、今後も告知無しでの修正はしないことを約束する旨を強くアピールした。

改めて、質問への回答に移る。最初に紹介された質問は「グランドオーダー(ソロプレイ用モード)で、1章の邪竜百年戦争:オルレアンが実装されるのはいつ?」、「印刷するカードを選択できるようにしないのか?」、「グレイルウォー(マルチプレイ用モード)の報酬は増やさないのか?」など、様々な質問が寄せられていた。





これに対し、石倉氏から厳しめのツッコミが飛んでくるが、どこか奥歯に物が挟まったような返答を続けるいかみ氏。それもそのはず、これらの質問に対する回答こそが、今回発表する新情報だったのだ。



それでは、今回のファンミーティングで発表された新情報の詳細を紹介していこう。まずは、グレイルウォーに新ステージ"炎上都市"が追加される。このステージは、ロケテスト時に搭載されていたものであり、いよいよ正式サービスでの実装となる。



次に、グレイルウォーの獲得報酬の引き上げ。サーヴァント強化に必要な種火のALL★4(SR)「叡智の猛火」が確定でドロップするようになり、強化時に消費する"QP"の獲得量も増加する。今回公開された画像は、まだ開発段階のものであり、ここからさらに調整を加えていくようだ。



"霊基変換"の追加により、召喚時に不要なカードを"マナプリズム"に変換できるようになる。不要なカードを印刷しなくてすむだけでなく、マナプリズムを100個貯めれば、10連召喚ができるため、召喚の機会が増える。


▲変換できるのは、1度でも入手したことのある霊基に限られる。


▲マナプリズムを使った10連召喚でも追加クレジットは必要となる。

さらに、『FGO Arcade』をより遊びやすくするための施策として、ソロプレイモードのグランドオーダーとカルデアゲートにおいて、宝具発動に必要なNPの獲得量が引き上げられる。従来に比べて、NP獲得量は約2倍に上昇するとのこと。



サーヴァント強化を支援するために、チュートリアルをクリアした全プレイヤーを対象に、サーヴァントの強化や霊基再臨(サーヴァントの進化)に必要な素材がプレゼントされる。これにより、手に入れたばかりのサーヴァントでも、すぐに1回は霊基再臨させられるようになる。



10回召喚は、スマホアプリ『Fate/Grand Order』と同様の仕様になる。★3以上のサーヴァント1体と、★4以上のサーヴァントか概念礼装が確定で排出されるようになる。

召喚に必要な"聖晶粒"の獲得量も増加するため、より少ないGPで10回召喚を使えるようになる。それに加えて、今回の改修を記念して、10回召喚に必要な"聖晶粒"2500個が、全員にプレゼントされる。





お待ちかねの新サーヴァント情報も公開された。今回新たに追加されたのは、★3セイバー"ジル・ド・レェ"と、★5ルーラー"ジャンヌ・ダルク"の2体だ。このイベントが開催された9月27日の20:00から、ふたりはすでに実装済みとなっている。




来場者の中には、ジル・ド・レェがキャスターではなくセイバーだったことを残念がる人もいたようだが、宝具のムービーには歓声が上がっており、ジャンヌ・ダルクにも負けず劣らず、会場内は盛り上がっていた。



▲『FGO』では描き切れない、表情に注目してほしいと登壇者たちは語っていた。キャスターのジルを彷彿とさせる狂気染みた表情になっているとのこと。

ジャンヌ・ダルクは旗や髪の毛など、揺れる要素が多く含まれているため、3Dのモデリングには非常に気を遣ったようだ。宝具ムービーの公開時には、会場のそこかしこから「スタン!」と期待の声があがり、最後にスタンが発生すると会場が笑い声に包まれた。その様子を見ながら、石倉氏も「それ掛け声じゃないぞ」と思わずつっこむ。





▲『FGO』での実装当時から何かとネタにされてきたジャンヌ・ダルクの宝具発動時のスタン。宝具強化前であることを忠実に再現した結果であり、「宝具強化を楽しみにしてください」と締めくくっている。


▲今回追加されるふたりの物理カードも、会場内に展示された。

最後に、この度発表されたアップデートやキャンペーンの日程についても発表されている。




ジャンヌ・ダルクとジル・ド・レェの実装に伴い、9月27日の20:00から10月25日の9:59までの期間で、ジャンヌピックアップ召喚も開催される。ちなみに、新たな概念礼装3種も同時に実装されている。




スケジュールをまとめたスライドが公開された。サーヴァントの追加と、霊基変換、マナプリズム10回召喚の実装は、現時点ですでに完了している。残るキャンペーンは10月1日からのスタートとなる。開始時間は各店舗のメンテナンス終了時刻によって異なる点には注意してほしい。



この後は、恒例のプレゼント抽選会を実施した。景品は、前回と同じく、カードを収納するストレージボックスが用意された。今回はさらに、プライズのジャンヌ・ダルクフィギュアも景品となっていた。




イベントを締めくくる前に、最後のサプライズとして"第一特異点 邪竜百年戦争 オルレアン"を、今冬配信をめどに製作中であることを発表した。詳細は明かされていないので、続報に期待してほしい。



これにて、「Fate/Grand Order Arcade ファンミーティング 2018.9 in 秋葉原 Part2」は終了した。イベント終了後は、追加されたジャンヌたちを召喚するため、早速『FGO Arcade』筐体に向かっていくユーザーたちの姿が見られた。

人気タイトルが基となっているだけあって、ファンの熱量は非常に高い『FGO Arcade』。今回の質問コーナーでも、厳しい意見はありながらも真摯に応えている運営姿勢が伺えた。開発陣がどのようにユーザーの声を取り入れていくのか、今後の動向も気になるところだ。

 
(取材・文 ライター:宮居春馬)


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