ドリコム、2Q業績予想の修正を発表…新作IPゲームアプリの不振で売上、営業益ともに下ブレ 新株予約権戻入れによる特別利益で最終益は赤字幅縮小

ドリコム<3793>は、10月25日、2019年3月期の第2四半期累計の連結業績予想の修正を発表、売上高は従来予想59億円から55億6000万円(増減率5.7%減)となり、営業損益は同5億5000万円の赤字から5億8000万円の赤字、経常損益は同7億5000万円の赤字から8億2000万円の赤字に赤字幅が拡大した。一方で最終損益については、従来予想の7億5000万円の赤字から6億6000万円の赤字に赤字幅が縮小している。
 

新規IPゲーム開発に際して第2四半期での計上を見込んでいた売上が開発スケジュールの変更から未計上となったこと、および6月にリリースされた新作IPゲームアプリがリリース直後の水準を維持できず想定を下回る推移となったことで、売上高は予想を下回る見通しとなった。その減収の影響を既存IPゲームアプリの運用効率化などによるコスト抑制ですべて補うことはできず、営業損益と経常損益に赤字幅が拡大した。

なお、最終損益の赤字幅縮小しているのは、第14回および第15回新株予約権者からその権利を放棄したい旨の申し出があり、この新株予約権戻入れによる利益を特別利益として1億3000万円計上したことによるものとなっている。
株式会社ドリコム
http://www.drecom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ドリコム
設立
2001年11月
代表者
代表取締役社長 内藤 裕紀
決算期
3月
直近業績
売上高108億円、営業利益22億8100万円、経常利益21億9200万円、最終利益11億5900万円(2023年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3793
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