【イベント】重厚な楽曲と愉快なMCで湧いた『SINoALICE』コンサートをレポート…スタッフ&クリエイター陣へのインタビューもお届け!


ポケラボとスクウェア・エニックスが贈るスマートフォン向けアプリ『SINoALICE -シノアリス-』の初となるコンサート「SINoALICE CoNCERT~ギシンとアンキの愉快な音楽祭~」を、11月23日(土)・24日(日)にニッショーホールで開催した。本稿では、11月23日昼公演の模様をレポートするとともに、コンサートスタッフ・クリエイター陣のインタビューもお届けしよう。
 

■『SINoALICE』らしさの詰まった、重厚かつ愉快で奇妙なひととき

 
本公演は、『SINoALICE』の世界観を生演奏と映像で綴るコンサート。作中で耳にする戦闘曲やホーム画面の楽曲などを、本コンサートならではの楽器編成による生演奏で楽しむことができた。また、作中ではおなじみのキャラクター・ギシン&アンキが登場した愉快なやり取りが会場の笑いを誘ったミニコーナーも随所に挟まれたり、貴重なグッズが当たるプレゼントコーナーの時間も見られた。
 

▲コンサートの司会を務めるのは、『SINoALICE』の楽曲担当・岡部啓一氏(MONACA)。壮大な1曲目を披露されたあと、「すごい良くないっすか!?」と重厚な生演奏を前に満面の笑み!
 
コンサートは、ギシン&アンキのナレーションで始まると思いきや、急遽(?)プロデューサーの前田翔悟氏に即バトンタッチ。緩く注意事項をナレーションされ、コンサートといえば少々堅いイメージがあったが、会場の肩もいい感じに緩まったように感じた。
 
そんな中で始まった1曲目は、グランコロシアムで流れる楽曲「戦ノ前歌」「決戦ノ咆歌」。ステージと各楽曲の中心に立つ綺羅びやかなピアノの音色から、重厚な世界観が香るコンサートが幕を開ける。
 

 
コンサートの中心と言えば指揮者のイメージがあるが、本コンサートでは指揮者は不在。また、コーラス編成が4人であったりと(コーラスの重厚さと存在感は少人数とは思えぬ程の迫力!)他のコンサートでは見られない、『SINoALICE』のコンサートだからこその編成も見どころ。ゲーム中では聴けないアレンジ要素も満載で、清廉なハープの音色でより切ない雰囲気になったり、随所に入るギターで渋かっこいい雰囲気を醸し出していた。
 


▲生演奏とともに、ステージ背後のスクリーンには映像ディレクター・アオキタクト氏によって構成された特別な映像が映し出される。作中のモノガタリを彷彿とさせる、キャラクターのセリフを載せた映像を目にしつつ、重厚な生演奏に耳を傾けるだけでうるっときてしまった……。
 

■ギシンとアンキの愉快なミニコーナー

 
コンサートの随所では、ステージ背後のスクリーンにギシンとアンキが登場。作中と同じく、ダークながらもユニークな掛け合いを見せてくれた。コンサート開催を記念して特別なガチャを引く場面では、アンケートと表して会場の拍手や声援を求めて大きな盛り上がりを見せていた。また、気になる二人のガチャ運は最悪な様子で……。なんでもガチという『SINoALICE』、そのしわ寄せは終演後にプレイヤーの元に来る羽目となる。(後述の「ギシンとアンキの暴走による限定武器配布」参照)
 

▲拍手の音を計測して、その音の大きさがメーターを超えたらガチャを引くと言うギシンとアンキ。コンサートという特別な空間にテンションが高い彼らが何度も「イエエエエーイ!」とノリノリに絶叫するひと幕も。
 

■ファン歓喜の貴重なグッズが当たるプレゼント抽選会

 
コンサートの後半では司会の岡部氏に加えて、コンサートマスター・白須今氏、映像ディレクター・アオキタクト氏、プロデューサー・藤本善也氏と前田翔悟氏を招いてのプレゼント抽選会が展開。ファンなら手に入れたいというヨクボウが膨らまざるを得ない、貴重な設定画や大判のイラストの数々がお目見えした。
 



▲ラストのアンコールは、現実編のモノガタリBGMの「現実と世界」。カルテット編成で奏でる哀愁漂う音色が美しい、しっとりとした時間が展開した。コンサートの終わりを寂しく思いつつ、現実編の物語を思い出しながら聴くとやっぱりさらにうるっときます……。
 

▲しっとりとコンサートは終了と思いきや、すっかり首だけになってしまったギシンとアンキが再び登場し、ちょっぴりブラックな最後のご挨拶。前田氏による終演ナレーションでは、ロビーで見かけた際にガチャを引かせてくださいとひと言、すかさず「SSレアを引いてみせます」と何度も連呼し、最後まで会場の笑いを誘っていた。
 
【セットリスト】
1.決戦ノ前歌/決戦ノ咆歌
2.偽書ト世界
3.甘美ナ記憶
4.精霊ノ迷路
5.精霊ノ末路
6.呪縛ト蓄積
7.無為ナ迷路
8.無為ナ末路
9.圧殺ノ饗宴
10.焚殺ノ饗宴
11.鏖殺ノ予感
12.決戦ノ斉歌/敵軍ノ咆香
13.孤独の迷路/茫洋の記憶
14.鏖殺ノ饗宴
15.現実と世界
 

■ギシンとアンキの暴走による限定武器配布

 
コンサートの終演後、アプリを起動するとプレゼントボックスに数多のクソ武器が配布。これらはコンサート中にギシンとアンキが引いたガチャの武器で、全4公演終わるごとに配布されていく徹底っぷり! いずれも能力値は低いものの、きちんと(?)ウェポンストーリーを備えている限定武器だ。
 
 
▲ウェポンストーリーは、後述のインタビューでも語られたアオキタクト氏による書き下ろし。愉快な文面は必見?
 
以下では、昼の公演終演後に行った合同インタビューをお届け。初演を終えられての感想を中心にお話を伺った。
 

▲左から、プロデューサー・前田翔悟氏、プロデューサー・藤本善也氏、コンサートマスター・白須今氏、音楽担当・岡部啓一氏、映像ディレクター・アオキタクト氏、クリエイティブディレクター・ヨコオタロウ氏。
 
――:まずは、最初の公演を終えての率直な感想をお願いします。
 
岡部啓一氏(以下、岡部):会場でリハーサルをしたあとに本番だったんですけども、演奏が始まると思った以上に皆さん緊張されてるなと(笑)。最初はリハのときよりもちょっと堅い感じがあったのですが、しばらくすると温まって、集中力も上がって本番ならではの緊張感のある演奏になって。僕はすごく素敵な演奏になったなと思いました。また、(ギシンとアンキのコーナー等の)演出とのギャップがすごすぎて、お客さんの気持ちがいったりきたりで大変そうだなと思いながら僕も見ていました。
 
白須今氏(以下、白須):僕たち演奏する側は、やはり最初は緊張していました。あと『シノアリス』のお客様って僕のイメージだとちょっと暗い方が多いのかなと思っていて……(笑)。でも実際は温かいお客様ばかりでしたので、だんだんと演奏する側もほぐれてきていい演奏ができたなと思っております。ありがとうございます、お客様のおかげです。
 
アオキタクト氏(以下、アオキ):率直な感想としては疲れたなと(笑)。コンサートに来られなかった人に「あぁ~行けばよかった!」と思っていただきたくて、とにかく話題になりそうなものを色々と仕込ませて頂きまして、それで死ぬような思いをするという……。本当に大変だったんですが、ぼちぼちやりきれたのかなという気分でいます。

 
――:ちなみに映像の作成はどれくらいかかったのでしょうか?
 
アオキ:びっくりしますよ……当日の開場は14時半ですが、13時半に最後の映像入れ替えをしていましたから(笑)! もちろんその前に完成したモノはあるんですけど、ちょっといいモノが間に合ったので入れました。
 
藤本善也氏(以下、藤本):いやぁ素晴らしかったんですけどね、コンテンツ自体はまだリリースされてから1年半も経っていないんですよね。これだけのコンサートができるのは本当にお客様のおかげです。また、僕はコラボカフェに結構行っているのですが、そこでよくお見かけしていた馴染みのお客様も見かけました。その際、お話を伺ったのですが、「鳥肌がずっと立ってた」、「演奏が素晴らしい、すごかった」、「またやってください!」と言われまして。そういう風に喜んで頂けて嬉しく思いましたし、ホッとしましたね。
 
ヨコオタロウ氏(以下、ヨコオ):ここしばらく僕は風邪を引いていまして、演出等も含めてコンサートの映像は全部アオキさんに任せていたんですね。そしたらこの有様で。
 
アオキ:すみません(笑)。
 
ヨコオ:ゲームと連動してクソガチャを配るという……アオキさんに任せて良かったなと思います。

 


(ここで、ロビーでユーザーのお見送りをしていた前田氏が入室)
 
前田氏(以下、前田):すみません、ロビーでお客様のガチャを引いていたら遅れてしまい……しかもSSレアは1個しか出ませんでした(笑)。ただ、優しいお客様が多くビンタはありませんでした!
 
コンサートについては、僕は何もしていないのですが、一昨日の夜はポケラボの会議室にこもって、アオキさんに渡された台本(開演前と終演後ナレーション)を読んでいました。
 
アオキ:リハーサルのあとにナレーションを録り直してたもんね。これに関しては、ヨコオさんに「あんなん足すな!」とボロクソに言われるという(笑)。
 
藤本:前田さんのナレーションで皆さんのテンションが温まりましたよね。また、『シノアリス』の企画のときから密かに目標であった、前田さんがスターになるというところの第一歩になったといいますか、記念すべき日にもなったのかなと(笑)。
 
前田:いやぁ恥ずかしいですよ! ステージに入ったときに会場から「フフッ」という失笑が上がってましたよね(笑)。

 
――:コンサート中のギシンとアンキの掛け合いが印象的でした。あの掛け合いがお客様との繋がりを作られた部分も多くお見受けしますが、そこは狙い通りでしょうか?
 
アオキ:そうですね。最初に、ヨコオさんにソーシャルゲームならではのことをやりたいと言われて「縦画面とかいいんじゃない?」というヒントを頂きまして。ギシンとアンキがキャラクターの紹介をするぐらいのアイディアからスタートしたんですけど、それだけじゃ物足りないと思い、もっとMCっぽいことをやっていこうと。最後はポケラボさんに「なんとか武器を配りたいんだけど」というところまで相談をしました。武器に関しては今、実際に端末にも入っていますね。
 
前田:本当にクソ武器ばかりで、ステータスも弱くて何の使い道もないです。
 
アオキ:ウェポンストーリーは僕が書いたのですが、画像も含めて全部コンサート用に特別なものになっています。ウェポンストーリーは最後の進化後まで全部書いたのですが、誰も強化しないであろうことが分かっているのですごく虚しかったです(笑)。




藤本:それを聞くとちょっと強化したくなりますよね(笑)。
 
アオキ:武器としては4種類あって、4公演終わってから毎回配布しました。プレゼントボックスが24日の夜までに100本のクソ武器で埋まるという嫌がらせなんですよ(笑)。会場に来られなかった人は24日のニコ生でなるほどと思って頂ければと。

 
――:コンサートでお気に入りのポイントはありますか?
 
岡部:開催にあたって楽器構成の規模やアレンジの方向性について意見を出しあって、珍しくヨコオさんと衝突しました。「あーでもない、こーでもない」と言い合った結果、それを見かねた大人たちがお金を出してくれて、楽器をたくさん出すことが出来て。そこで結構ご無理を聞いて頂いたんですけれども、実際にホールで聞いたときにご無理を言っただけの音の迫力がちゃんと出たんじゃないかなと思ったので、そこはぜひ楽しんで頂けると嬉しく思います。
 
ヨコオ:それは俺のおかげ?
 
岡部:結果ね!(笑)

 
――:演奏される方の息がピッタリだなとお見受けしたのですが、今回のコンサートに際して何か目標みたいなものは立てられていたのでしょうか?
 
白須:演奏となるとクラシックなどでは感情豊かに演奏することが当たり前ではあるのですが、岡部さんの作る音楽から感じられる「感情を押し殺した中の感情」、そういうものをみんなで共有して引き出すことにはこだわっていました。
 
あとは、「唯一、ここだけメジャーコードが出てきます!」という箇所があります。基本的には全部、短調というか暗い和音を使用しているんですけれども、その中にも少しの明るさ、希望を感じられるようなコードがあることを大事にするといいますか。一瞬ではあるけれどもそこを大事にしつつ、アレンジをしています。
 
岡部:演奏しているところを見ると、弦の人は弓が揃っててすごく綺麗ですよね。シンクロ感があるというか。それがサントラで聴くのと、コンサートで聴くのとはだいぶ違う気がして楽しんでもらえますよね。
 



ヨコオ:僕から質問なんですが、Social Game Infoさんって僕の記憶が確かならば死んでいったソーシャルゲームを取り扱う企画(※)ありますよね? あの企画が大好きなんですが、『シノアリス』はだいたいどれくらいで死ぬと思いますか? お世辞抜きで!
 
※サービス終了の記事一覧:https://gamebiz.jp/article/category/22
 
一同:(笑)
 
――:そうですね、今はどのタイトルも油断は出来ない状態ですので……。
 
ヨコオ:『シノアリス』はもう終わりですか?
 
一同:(笑)

 
――:いえ! 正直なところわからないというのが1番の意見ですが、ファンの方の熱意を見ていると2~3年は確実に続いていくのではないかなとお見受けしております。
 
ヨコオ:『シノアリス』のスケジュール、何年先まで引いていたんでしたっけ?
 
前田:5年くらい先まで引いていますね。
 
ヨコオ:外から見ても2~3年だって言っているのに5年は長い(笑)!
 
藤本:延命処置を少しずつドーピングドーピングで(笑)。

 
――:その中で岡部さんの新曲も入っているんでしょうか?
 
前田:そのあたりは近々やっていこうかなと。
 
アオキ:時期は言わないほうがいいのかな?
 
岡部:そうですね、そこは僕のために言わないでください(笑)。

 
――:白須さんはこういったゲームのコンサートに関わるということはこれまでにあったのでしょうか?
 
白須:いえ、ゲームは初めてですね。
 
――:今回は音楽のアレンジもされていますが、これまで白須さんが関わってきた音楽とゲーム音楽の違いみたいなものはありますか?
 
白須:戦闘シーンのような場面は、ゲーム内では同じフレーズが何度も繰り返されたり、ストリングスでも細かな刻みが1分ほどの尺で続いているのですが、コンサートだとそれを3~4分にしなければいけません。普段関わる音楽では、ずっと同じフレーズを刻んでいるという曲が中々ないので、そこはゲーム音楽ならではのポイントだと思います。
 
岡部:『シノアリス』の音楽は要所で楽器を演奏しているんですけど、あまり大きい楽器編成にしていないので、基本打ち込みでよく聴こえるように打っているんです。そこを刻みでパパっとやるとあんまり打ち込み臭くならないというか、ボロが出にくいのでそういうアレンジにしちゃってるんですよね。でも、それを生で弾くことは大変でして、生演奏を想定していないしわ寄せがモロに出ている感じで今回、すごくご迷惑をおかけしています(笑)。
 
白須:難しくはありましたが、すごく楽しかったです。フレーズ感を出したり、フォルテやピアノをつけて作り出していって。最初のリハから変わりましたよね。
 
岡部:短い曲を付け加えて頂いたりとか、まさに生演奏ならではのフレーズ感を出して頂き、構成を含めてすごくいい感じに変わりました。


――:コンサートではメドレー風のアレンジもありましたね。
 
岡部:そうですね。普段の収録では弦楽器や管楽器といったクラシック寄りの楽器は収録時間が限られているので、譜面に書いたことをそのまま忠実に演奏して頂くというか。今回、白須さんのリハを拝見していると、リハでも作り込んでいく印象がありました。「あっ、こういう作り方をされるんだ、僕には出来ないやり方だなぁ」と思ってすごく勉強になりましたし、今日、本番で完成したなと思いながら聴いていました。
 
ヨコオ:刻みの話といえば、今回のコンサートには音楽劇「ヨルハ」にヴァイオリン演奏で出演された島田光理さんが出てくださって。舞台のときも普通では引かないくらいものすごい刻みを、ずっと弾かれていて……可哀想だなって思いました(笑)。



 
――:今回、『ニーアオートマタ』のコンサートと『シノアリス』のコンサートの客層の違いは感じられましたか?
 
藤本:コラボカフェよりは明らかに男性が多かったですよね。プレイヤーはもうちょっと若くて女性の方が多いと言うか男女半々ですけど、コンサートにいらっしゃるお客様は年齢層が上の方がいらっしゃったように感じました。
 
ヨコオ:つまり関係者で埋めたっていうことですか?
 
藤本:ここではノーコメントで(笑)。
 
ヨコオ:「ニーア」のコンサートのときに岡部さんが言っていた”お客様に殺される感”は今回はなかったの?
 
岡部:「ニーア」の時は念みたいなものを強く感じましたね。そのときは僕の挨拶があってからの演奏だったんですが、今回は最初に前田さんの前説から演奏、僕の挨拶という流れだったので。前田さんの素晴らしい前説で会場がカジュアルに緩く温まって、だいぶ雰囲気が和やかになって、僕もだいぶ楽に間違えられるMCになりました(笑)。

 
――:和やかといえばプレゼントコーナーもありましたね。
 
ヨコオ:今回プレゼントコーナーがあることを知らなかったんですけれども、プレゼントの箱を持って「始まるよ!」という緩い空気がすごくアオキさんっぽいなと思って。俺だったら絶対入れないなと(笑)。
 
アオキ:せっかくだから何か配ろうかなと思って(笑)。
 
ヨコオ:なんならトークショーをやってほしかったですね。
 
前田:プレゼントコーナーは生放送でもよくやっていて、ユーザーさんからしても「キタキタ!」と思うような。
 
ヨコオ:ゲームの中だけじゃなくて、生放送も込みで出来上がっているコンテンツなんだなというのをコンサートでも感じられますよね。
 
白須:お客様と空気を作る。そういう部分がこちらも同じユーザー目線になれる、シンクロできる感じがありますね。
 
藤本:ギシンとアンキのコーナーで会場に笑いが起きていましたけど、演奏者も笑っていいんですか(笑)?
 
アオキ:いいんじゃないでしょうか(笑)。演奏者の方の中には、後ろの映像を見たそうにしている方もいらっしゃったので、見て笑っていただいても!
 



ヨコオ:あそこでは笑いを我慢していたんですか?
 
白須:最初は少し抵抗がありました。でも、『シノアリス』だから笑っちゃっても良いかなって……(笑)。

 
――:それにしてもスマホのゲームでコンサートを開催するのは珍しいですね。
 
藤本:こういうちゃんとしたコンサートは少ないですね。
 
アオキ:ちゃんとしてますかね!?
 
一同:(笑)
 
岡部:コンサートをやるには箱も珍しいといいますか。これくらいの大きさなので演奏している人からすると、前の席の方との距離は中々ない近さですよね。
 
白須:ちょっと動いたらすごく見えますね。
 
藤本:実際にお客様を入れるとギッチギチになっちゃうよというのは聞いていたんですけど、実際に見ると本当にギチギチで(笑)。
 
ヨコオ:でも結果、それによって音圧がすごく良くなってゲームのイメージに合っている。
 
藤本:また、楽器の編成がしっかりしていて、指揮がいないのがすごく新鮮な感じですよね。
 
岡部:指揮がいない分、白須さんの最後のキリや大きな動きに合わせてまとめていくんだなと見ていて新鮮でした。
 
アオキ:あと、白須さんのキメ顔に合わせて。それにしてもコンサートのときはメガネ外されるんですね。
 
前田:白須さんイケメンですよね。
 
白須:その話はいいです(笑)。
 
アオキ:音楽もできてイケメンで優しそうでさ、お金も持ってるみたいな!
 
岡部:今日は白須さん、女性ファンが増えるだろうなと思って見ていました(笑)。
 
アオキ:顔でも弾いているなと思いましたね。ニコ生だと寄りのカットが出てくるでしょうし、顔で弾くのがちゃんと見れると思います(笑)。ニコ生は24日の昼夜にありまして、夜のニコ生の運営コメントは僕が参加します。そこではヨコオさんの悪口と前田さんの住所しか書かない!
 
一同:(笑)

 
――:お後もよろしいところで、今後の『シノアリス』の展開も楽しみに待ちたいと思います。本日はありがとうございました。
 
なお、11月24日に配信された本コンサートの生中継は以下のリンクからタイムシフトを購入可能。こちらは12月16日23時59分まで販売されているので、当日、現地へ赴けなかった方を含め、会場へ足を運んだという方も改めて楽しんでいただきたい。
 
「SINoALICE CoNCERT~ギシンとアンキの愉快な音楽祭」ネットチケット:
https://secure.live.nicovideo.jp/event/lv316451653

 
(取材・文 ライター:永野鈴夏)


 
■『SINoALICE(シノアリス)』
 

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2008年10月
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3月
直近業績
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