アエリアとエディア、合弁契約の解消を発表…合弁会社化に向けて設立したA&E Gamesは解散へ

アエリア<3758>とエディア<3935>は、12月14日、主に女性をターゲットにしたゲームサービスを創出することを目的とした合弁会社A&E Gamesの設立し、合弁事業を展開することを目指してきたが、その合弁契約を解消することを発表した。

両社はこれまで、エディアが子会社としてA&E Gamesを設立し、両者間で合弁会社として事業を進めるための協議を進めてきた。しかし、今後の両社の経営資源の最適化の観点から更なる成長について慎重に協議を重ね、合弁契約を再評価した結果、従来通りの友好な関係を維持しつつも、経営環境の変化などに応じてそれぞれが独自の成長戦略を柔軟に推進できるようにすることが望ましいとの判断に至ったという。

そこで両社は、合弁契約を解消するとともに、以下の3つの内容に関して業務提携することも合意した。

①両社が保有するIPを活用したコンテンツの制作および販売ならびにカフェ・イベント事業を含む各種コラボレーション事業に関して積極的な協力を行う。
②エディアのコンテンツコラボレーションカフェ事業およびアエリアの民泊事業の発展充実のため、相互集客およびIP共同利用などの積極的な協力を行う。
③両社が制作する女性向けゲームコンテンツおよび両社が保有するゲームその他のコンテンツの発展充実のため、相互に積極協力を行うとともに、両社の事業に関わる新規事業の企画や情報発信を積極的に行う。

また、今回の発表に伴い、エディアは連結子会社A&E Gamesを解散および清算することも発表した。

なお、両社とも今回の合弁契約の解消などによる連結業績に与える影響は、現時点においては軽微となる見通しとしている。