Google Play売上ランキングの1週間を振り返る…『FGO』が首位奪還、『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』はTOP5内に定着 『モンスト』『パズドラ』はコラボで首位を狙う
1月7日~1月11日のGoogle Play売上ランキングの動きを振り返ってみよう。
今週は1月8日にFGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位に立ち、App Store同様そのままトップをキープした。同タイトルでは期間限定「福袋召喚2019」や、期間限定「ニューイヤー2019ピックアップ召喚(日替り)」を開催中で、特に15日まで開催予定の日替わりのピックアップ召喚が持続的に売り上げに寄与したと考えられる。
またバンダイナムコエンターテインメント<7832>/アカツキ<3932>の『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』もTOP5から陥落することなく安定していた。また同タイトルでは1月10日17時より、「SSR【悪夢の具現化】 超17号」と「SSR【最強のフュージョン】超ゴジータ」「SSR【絶望の頂点】魔人ブウ(純粋)」などがピックアップ対象とした「極限ドッカンフェス」を開始しており、今後の動きに注目したいところだ。
なお、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>の『パズル&ドラゴンズ』は、1月7日10時から『劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」』コラボを実施し、翌日より順位を上げている。またミクシィ<2121>の『モンスターストライク』では、1月12日からガチャ「グリーンファンタジー」、14日から「激・獣神祭」、17日から「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」とのコラボレーションを行うため、来週の注目ポイントになるだろう。
■1月7日
1月7日10時現在のGooglePlayの売上ランキング(ゲームカテゴリー)、『モンスターストライク』が首位、2位に『Fate/Grand Order』、3位『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』と、上位陣の順位に動きはなかった。
『モンスターストライク』では、1月6日から「サンダルフォン」「ヘラ」などを含む光属性キャラクターのみが「ラック5」で排出するガチャ「STARLIGHT MIRAGE」(関連記事)を開催しており好調。2019年1月1日に首位に返り咲いてから、1週間首位をキープし続けている。
出所:AppAnnie(本日分は当サイトが追記)
また、スクウェア・エニックスの『星のドラゴンクエスト』が、2ランクアップで7位と好位置に。『星ドラ』は、1月6日23時59分までの期間、「ルビスそうび」と「星神そうび」が登場する2種の宝箱ふくびきを開催(関連記事)しており、ユーザーから好評だったもよう。また、1月7日0時からは、宝箱ふくびき「ぶきフェスティバル」(関連記事)が始まっており、引き続きランキング上位をキープすることも考えられる。
■1月8日
1月8日10時現在のGooglePlayの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、ここまで1位をキープしてきた『モンスターストライク』に代わり、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位に立った。『FGO』は、期間限定の「福袋召喚2019」や「ニューイヤー2019ピックアップ召喚(日替り)」などの施策をゲーム内で開催中。なかでも1月15日まで開催予定の日替わりのピックアップ召喚がユーザーから好評のようで、持続的な売り上げにつながっているもよう。
出所:AppAnnie(本日分は当サイトが追記)
また、ポケラボとスクウェア・エニックスの『SINoALICE』(シノアリス)が、前日36位から26位とトップ30に復帰を果たしている。『シノアリス』は、新ガチャ「憤怒の狼砕ガチャ」を1月7日16時より開始している。「憤怒の狼砕ガチャ」では、ピノキオの新ジョブ「ピノキオ/憤狼のクラッシャー」解放武器「憤狼ノ鉄球(カゲウチ)」のほか、「貴族の長弓」「護衛夜叉」「虚構の堤琴」などが登場し、ピックアップ対象となっている。さらに同時刻より、SSナイトメア「蠱惑の羽ユリシス」がおまけでついてくる魔晶石セットがアイテムショップに登場しており、順位を押し上げる要因になっていると考えられる。
■1月9日
1月9日10時現在のGooglePlayの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>の『パズル&ドラゴンズ』が3位にランクインした。
『パズドラ』では、劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」コラボを1月7日10時より開催(関連記事)。「衛宮士郎」や「サーヴァント・セイバー」「遠坂凛」などの人気キャラがコラボダンジョンやコラボガチャに登場しており、ユーザーから好評のようだ。
出所:AppAnnie(本日分は当サイトが追記)
また、バンダイナムコエンターテインメントの『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』(ミリシタ)が、前日37位→30位に浮上している。
『ミリシタ』は、1月8日より衣装「煌星装華(きらぼしそうか、765PRO ALLSTARS)」を衣装購入に追加(関連記事)。有償ジュエル2500個で購入することができるこの衣装には、プラチナガシャ10回チケットが付いてくるということもあり、売り上げ増加につながったものと思われる。
■1月10日
1月10日10時現在のGooglePlayの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が、1月8日に首位回復してから3日連続でその位置をキープしている。
『FGO』は、1月8日18時より、「★5(SSR)李書文(アサシン)」が新登場する「雀のお宿の活動日誌ピックアップ2召喚(日替り)」を開催中(関連記事)。本ピックアップ召喚では、1月15日12時59分まで開催する期間限定イベント「雀のお宿の活動日誌~閻魔亭繁盛記~」で活躍するサーヴァントより「★4(SR)ディルムッド・オディナ(セイバー)」「★4(SR)アーチャー・インフェルノ(巴御前)」を日替りでピックアップし、「★5(SSR)李書文(アサシン)」「★3(R)清姫(バーサーカー)」を常時ピックアップ。
また、装備することで期間限定イベント「雀のお宿の活動日誌~閻魔亭繁盛記~」におけるイベント収集アイテムのドロップ獲得数がアップする期間限定概念礼装の「★5(SSR)笑顔のしるし」「★4(SR)正月の神秘」「★3(R)慎ましき豚」も常時ピックアップされるなど、同施策が首位をキープする原動力になっているもよう。
出所:AppAnnie(本日分は当サイトが追記)
その他、DMM GAMESとニトロプラスの『刀剣乱舞-ONLINE-』が、前日39位から9ランクアップでトップ30に復帰している。『刀剣乱舞』では、1月8日のメンテナンス終了後より「限定鍛刀キャンペーン」第二弾を開催。期間限定で「大般若長光」が各資源800の鍛刀に登場していることなどが順位を押し上げたものと思われる。
■1月11日
1月11日10時現在のGooglePlayの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位をキープし、『パズル&ドラゴンズ』『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』がそれぞれ1ランク順位を上げ、2位、3位につけている。
この日、17ランクアップとトップ30圏内に急浮上してきたのが、任天堂<7974>とCygamesの『ドラガリアロスト』。本作は、1月10日15時から「ドラガリアフェス」(関連記事)を開催している。ドラガリアフェスは、★5のキャラ、ドラゴン、竜輝の護符の提供割合の初期値が、通常時の4%から6%にアップし、フェス開催期間中のみ出現する期間限定キャラ「ドラフェスVer.」が追加になるというもの。こちらの施策が好評のようで、前日40位→23位と順位を上げている。
出所:AppAnnie(本日分は当サイトが追記)
その他、コロプラ<3668>の『白猫プロジェクト』が、前日36位→30位とトップ30圏内に復帰を果たしている。『白猫PJ』は、1月8日より凱旋ガチャ第四弾を開催しており、順位を押し上げる要因となったものと思われる。
【関連記事】
・App Store売上ランキングの1週間を振り返る…『FGO』首位独走、『パズドラ』Fateコラボで追走し2位をキープ 『モンスト』はTOP5から転落
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6700万円、営業利益248億2000万円、経常利益182億5000万円、最終利益51億6100万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121
会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコエンターテインメント
- 設立
- 1955年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 宇田川 南欧
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2896億5700万円、営業利益442億3600万円、経常利益489億5100万円、最終利益352億5600万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- 株式会社アカツキ
- 設立
- 2010年6月
- 代表者
- 代表取締役CEO 香田 哲朗
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高243億3600万円、営業利益57億円、経常利益52億700万円、最終利益13億4200万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3932