【発表会】DWのミラクルポジティブスタジオが「巫女とひとつ屋根の下」をコンセプトにした新作『ミコノート』を発表…天野結実役の「斉藤朱夏」さんが出演


ディライトワークスが、2月5日17時より、同社の第6制作部「MIRACLE POSITIVE STUDIOS(ミラクルポジティブスタジオ)」の新作ゲーム発表会を開催し、第1弾スマートフォン向けタイトルとして『ミコノート』を発表したのは既報の通り。本稿では、本発表会にて公開された情報をより詳細にお届けしていく。

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▲会場にはこたつや巫女装束など、"和"を彷彿とさせるセッティングがなされていた。

イベントが始まると、まずは本発表会の司会・進行を務めるニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さんが登壇。これから発表される新タイトルでプロデューサーを務める加藤拓氏を呼び込んだ。


▲発表会の司会・進行を務めたのは、ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さん。


▲ミラクルポジティブスタジオで新タイトルのプロデューサーを務める加藤拓氏。

続いて、加藤氏よりミラクルポジティブスタジオとして「スタジオが目指すこと」が発表された。昨今、中国や韓国を中心にアジア圏内の会社が開発したタイトルがストアの売上ランキング上位に多く見られるようになってきたと述べる加藤氏は、この開発力・技術力を活かすためにも、アジアを中心とした世界中のゲームデベロッパーとタッグを組み、ミラクルポジティブスタジオがパブリッシングを行うことでゲームを配信していくことを宣言。その最初のパートナーとして、韓国の「MADORCA」とタッグを組むことを発表した。



ここで、MADORCAのCEOであるNa Jiung(ナ・ジウン)氏が登壇。「オタクの世界はここにある」を信念に掲げるMADORCAは、アニメやゲームが好きなクリエイターが集める新進気鋭の会社であることが説明された。2014年に設立された同社ではこれまで、アジア市場をターゲットに、サブカルチャー系のゲーム開発を行ってきたという。


▲MADORCAのCEOであるNa Jiung(ナ・ジウン)氏。

 
 
▲設立の経緯やこれまでの主な実績も紹介された。

コンソールレベルのエフェクト技術をモバイル向けに最適化する技術を持っているMADORCAでは、現在は、3Dキャラを2Dアニメのように見せる作品を作っているとのこと。これを実現するため、キャラアートに関してはモバイルのみならずコンソールやVRプラットフォームにも使用できるものを作成しているという。また、モーションキャプチャーの技術を活用することで開発プロセスをより最適化していくことを考えているのだとか。




ここで、新作のタイトル名が『ミコノート』であることが発表され、ロゴが公開された。加藤氏によると、本作は「巫女とひとつ屋根の下」をコンセプトに、様々な巫女さんとの生活を楽しんでいくゲームになるとのこと。



▲会場では巫女さんからお茶が振る舞われる一幕も。ここからは加藤氏よりゲームの詳細が語られた。

●キービジュアル発表


●メインキャラクターを先行公開



▲今回の発表会では、メインキャラクターとして上記の3キャラが発表されたが、登場キャラの発表は今後も控えているとのこと。

●メインキャラクターアーティスト発表

▲メインキャラのイラストは、2019年版『このライトノベルがすごい!』イラストレーター部門で1位を獲得した「しらび」さんが担当することに。

●声優陣発表
天野結実役に斉藤朱夏さん、桜沢恋役に篠原侑さん、西原香音役にLynnさんが参加していることが明かされた。





ここで、スペシャルゲストとして天野結実役の声優・斉藤朱夏さんが登壇。キャスティングについて加藤氏は、本作のコンセプトである「一緒に暮らしていきたい」と思えることを条件に、天野結実のキャラにマッチする声優として斉藤さんにお願いしたと経緯を話した。



また、台詞の収録は既に開始しており、掛け合いのシーンもあるのだとか。会場では特別にその一部が公開された。記事では3人の素敵な声までお届けできないのが残念だが、その内容はほのぼのとした生活の日常を彷彿とさせるものであった。また、収録時の様子について斉藤さんは、ゆったりとした日常を分かち合いたいという想いから、出来上がったイラストを見て想像を膨らませながら収録に挑んだと話してくれた。


​▲この日、齊藤さんはキャラクタービジュアルに合わせた赤を基調にした衣装で登場した。

●主題歌アーティスト発表

▲主題歌はアジア圏内で絶大な人気を誇るGARNiDELiAが担当する。会場では、ボーカルのメイリアさん、コンポーザーのtokuさんからのビデオメッセージが上映された。 

●新人巫女声優オーディション実施決定
さらに、本日(2月5日)より、新人巫女「鈴木初穂」の声優オーディションを実施することが発表された。下記の公式サイト内より応募可能となっているので、気になる方は是非、併せてチェックしていただきたい。

▼応募方法や申し込みはコチラ▼
https://mikonote.jp/audition.html

■募集期間
2019年2月5日(火)~2月25日(月)23:59まで



●配信開始予定


最後に、配信開始予定が2019年内であることが加藤氏より発表され、本イベントの締めとした。なお、イベント終了後には質疑応答も行われたので、そちらで明らかになった内容についてもお届けしていく。

●質疑応答
――:提供プラットフォームの予定は?

加藤拓氏(以下、加藤):iOSとAndroidを予定しております。

――:新人巫女(鈴木初穂)はゲーム内でどういった立ち位置になるのでしょうか。

加藤:新人の巫女として、他の巫女たちと同様に一緒に暮らしていきます。

――:本作に関して、ディライトワークスのミラクルポジティブスタジオとしてはどのような関わり方をすることになるのでしょう。

加藤:先ほど述べた通り、パブリッシングを行いゲーム配信を担当することになります。ただ、プロデュースにも力を入れていて、本作ではテーマが巫女であることやゲームの世界観、プランニングにも関わっています。そのほか、本日発表したようなキャスティングやプロモーションプランについては我々が担当しています。MADORCAさんには、特に3Dの部分を含めて開発全般をお任せしています。

――:今回の企画はタッグを組むことを決めてから作られたのですか?

加藤:元々はMADORCAさんが作っていたものを一緒に見させていただいて、そこから日本を含めたパブリッシングの部分を我々が担当することになりました。

――:『ミコノート』の開発規模を教えてください。

加藤:まだ開発途中のため全体の予算は出ていないというのが回答になるのですが、MADORCAさんとしては2017年後半辺りから作られているというところがひとつお答えできるポイントだと思います。

――:登場する巫女は増えていくのでしょうか?

加藤:本日発表した巫女に限らず、もっと多くの巫女が登場する予定となっております。


【『ミコノート』作品概要】
タイトル名:ミコノート
対応プラットフォーム:iOS/Android
配信時期:2019年予定
開発:MADORCA
プロデュース:DELiGHTWORKS Inc.(ディライトワークス株式会社)
価格:基本プレイ無料(ゲーム内課金あり)

 
(取材・文 編集部:山岡広樹)



■関連サイト
 

『ミコノート』公式サイト

MIRACLE POSITIVE STUDIOS(ミラクルポジティブスタジオ)Web ページ

ディライトワークス株式会社
https://delightworks.co.jp/

会社情報

会社名
ディライトワークス株式会社
設立
2014年1月
代表者
代表取締役 庄司 顕仁
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