【ゲーム株概況(4/16)】今期予想を一転4.5億円の最終赤字に修正のサイバーステップが一時大台割れ スクエニHDやエクストリームが買われる

4月16日の東京株式市場では、日経平均株価は4日続伸となり、前日比52.55円高の2万2221.66円で取引を終えた。NTTドコモ<9437>の携帯電話の通信料金引き下げ発表を契機に、そのドコモやKDDI<9433>など通信株に買いが先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、新作『ラストイデア』の正式サービス開始日を4月18日に控えるスクウェア・エニックスHD<9684>のほか、エクストリーム<6033>やケイブ<3760>、イグニス<3689>などが買われた。

また、周辺株では、岩井コスモ証券が投資判断「A」を継続し、目標株価を6000円から6500円へ引き上げたSHIFT<3697>が年初来高値を更新した。

半面、前日4月15日に2019年5月通期の連結業績予想の修正を発表し、最終利益が一転4億5000万円の赤字になる見通しとなったサイバーステップ<3810>が一時1000円大台割れまで売られ、enish<3667>やアカツキ<3932>、ブロッコリー<2706>なども売られた。

NTTレゾナントとの共同プロジェクト「ファクトリーアドバンス・ゼロ」を発表した壽屋(コトブキヤ)<7809>は、一時1666円まで買われたものの、往って来いとなり、結局は小幅安で取引を終えた。


■関連銘柄
サイバーステップ株式会社
https://corp.cyberstep.com/

会社情報

会社名
サイバーステップ株式会社
設立
2000年4月
代表者
代表取締役社長 佐藤 類
決算期
5月
直近業績
売上高74億1600万円、営業損益13億5300万円の赤字、経常損益14億8800万円の赤字、最終利益20億9700万円の赤字(2022年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3810
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