一般財団法人日本esports促進協会が設立 人材育成や国内大会の開催、海外進出へのサポートなど市場発展を促進



新しいesports団体として、一般財団法人日本esports促進協会(JEF)が設立された。同協会は、国内におけるesportsの普及・促進および選手や指導者、 審判など世界で活躍する人材の輩出を目指し、 2019年4月に一般財団法人として設立されたとのこと。また、さらなる市場発展を推進するため、台湾国際esports協会や澳門(マカオ)esports産業協会、 上海esports協会、 紹興esports協会、 西安esports協会など世界各国のe-sports協会と連携協定を締結したことを明らかにした。


<以下、プレスリリースより>


近年、 esportsは、 アジアの国際的なスポーツ大会で正式種目となり、 さらにスポーツの世界大会では正式種目が期待されております。 また、 2022年には29億600万ドルまで市場規模が拡大されるという予測も出ており、 世界的にめまぐるしい発展を遂げています。 一方、 国内では、 ゲーム機を使用するプレイゲームが主流のため、 日本独自の文化が根強く残っており、 PCゲームを中心に盛り上がりをみせている世界市場と比較すると、 認知や市場規模など遅れをとっていると言われています。 

このような背景から一般財団法人日本esports促進協会(JEF)は、 国内のesportsを普及・促進および選手や指導者、 審判など世界で活躍する人材の輩出を目指し、 設立されました。 また、 台湾国際esports協会や澳門(マカオ)esports産業協会、 上海esports協会、 紹興esports協会、 西安esports協会など世界各国のe-sports協会と連携協定を締結いたしました。 

 


各国協会との連携により、 各々が長年培ってきたe-sportsの大会主催および、 リーグ・プロクラブチーム、 人材育成の教育ノウハウやネットワークの活用が可能となります。 さらに、 世界大会への日本選手の大会出場推薦や、 国際大会の誘致、 国内における海外選手のマネージメントなど本協会が日本の窓口となり、 海外相互間のルート拡充に貢献いたします。 また、 各国協会のみではなく、 1more ゲーミングヘッドフォンおよびAuto Fullゲーミングチェアなどesports市場で活躍する海外の関連企業による協賛で、 国内選手に対する手厚いサポートを重点的に行なってまいります。 
国内大会の開催も順次予定しており、 国内のesports選手が活躍する場や一般の方がesportsに触れられる機会を増やし、 認知拡大を目指します。 そして、 日本で活動されているesports各団体様や本協会会員様とも共に連携しながら世界中のesportsに携わる公益性の高い事業を展開してまいります。 


【今後の取り組み】 
■クラブチームの育成・活動
地方協会やLPLの立ち上げなど、 アジア各地のesports機構が有している様々なノウハウを生かし、 国際的なプロクラブチームの活動を促進してまいります。 協会認定の教材を使用して、 日々、 世界各国のクラブチーム間の連携・教育・活動・支援を行います。 
 
■会員限定施設「esports Center」の提供
世界各国のe-sports協会と提携することで、 esportsの聖地である上海にて会員様限定の施設「esports Center」の提供を行ってまいります。 施設内では、 イベントや大会のライブ配信を行えるなど、 選手が集中して日々の訓練を行え、 プロチームの育成だけでなく、 照明や解説者などの人材の教育とアウトプットが可能となります。

■国際カンファレンスの実施
定期的に国際esportsカンファレンスを開催し、 会員様へ日々世界における最新情報をお届けすると同時に、 様々な問題提示を各国の関係者と共に議論していきます。 

■アジア最大規模「CHINA JOY CUP」日本公式窓口
今やアジア最大規模のオフラインイベントであるChina Joyにて開催される、 esports大会<CHINAJOY CUP>の日本公式窓口となり、 日本の会員様に対する海外への直接的ルートを提供いたします。 
 


 

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